ノニト・ドネアが５階級制覇

６階級制覇を達成しているフィリピン人ボクサーのマニー・パッキャオに
続く偉大なチャンピオンとして、フィリピン国民から尊敬を集めている、
ノニト・ドネアがＷＢＡフェザー級のスーパーチャンピオンとタイトル戦
を行ない判定勝ちで５階級制覇を達成しました。

１ラウンドの途中でチャンピオンの偶然のバッティングによってドネアが
左まぶたを切ったために試合の続行が危ぶまれたものの、なんとか試合は
続けられ、２ラウンド以降はドネアの優勢で試合が進んで、２ラウンドと
４ラウンドにはチャンピオンからダウンを奪ってポイントを稼ぎました。



５ラウンドの途中でまぶたの上の出血が激しくなったために、５ラウンド
までの採点結果によりドネアの５階級制覇が達成されました。
採点結果は３－０（49-46、49-46、49-46）でドネアの勝利。

パッキャオも紳士的な態度で知られていますが、ドネアもフィリピンの人
で悪く言う人はいないぐらいの人格者として知られています。

日本のボクサーで父親の育て方の問題からか。言葉遣いは知らない反則は
平気でするという試合で３階級制覇をしたというボクサーがいますが強い
選手とは闘わない上に、指名試合が格上クラスの場合には、チャンピオン
を返上する（逃げる）という選手がいましたが、そんなことを続けている
ものですから、人格者などとは決して呼ばれていませんね。

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