宇津井健さん・慢性呼吸不全で死去

俳優の宇津井健さんが、３月１４日午後６時５分、慢性呼吸不全のために
８２歳で亡くなったことが所属事務所から発表されました。



日本の特撮ドラマの草分けの時代に「スーパージャイアンツ」に主演し、
モッコリタイツで後年になって有名になりましたが、私が子どもの頃には
「ザ・ガードマン」の印象が強く残っていて、他には「野々村病院物語」
の野々村院長役が好きで、再放送も含めて何度も見ていましたが、直接は
関係ありませんが「野々村病院物語」で娘役を演じていた甲斐智恵美さん
が自殺してしまったことを思い出しました。



大映ドラマの「赤い」シリーズで、山口百恵さんとの共演が多かったので
引退した山口百恵さんからのコメントは出ないかも知れませんが、夫君の
三浦友和さんを通じて何らかの弔辞が発表されるかも知れません。

死去した藤岡琢也さんに代わって、ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」の岡倉
大吉役として出演した他、晩年もドラマや映画で活躍していましたが私が
映画館で観た映画は「マリと子犬の物語」が最後になりました。



実像も映画の中での役柄と同じく実直そのもので、長い芸能生活の中でも
休んだり遅刻したりしたことのない方だったということで、虚像と実像を
重ね合わせて生きてきた日々は、気を抜ける時がなかったのではないかと
本当に頭が下がる思いです。

肺気腫で息苦しい日々を過ごされていたようですが闘病から解放されての
天国への旅立ちは穏やかでありますようにとお祈りいたします。

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