SSブログ

興行収入と配給収入の違い [シネマクラブ]

映画の宣伝などで、興収〇〇億突破!とか、配収〇〇億の大ヒットなんて
言葉を聞いたことがあると思います。

sen_to_chihiro.jpg
日本の映画興行で興収一位は「千と千尋の神隠し」

映画を観る方からすれば収入がいくらあろうが関係ない話ですし、儲けが
そんなに出ているならチケットをもっと安くしてよ、と言いたいのが本音
の部分なんですが、実際には言わない小市民の私です。


ちなみに興行収入と配給収入の違いはわかりますか?

興行収入というのは文字通り映画を上映(興行)することで得られるお金
のことで、ディズニーの「アナと雪の女王」では約1000億円になった
という話なので、映画を上映して、まず得られた収入が1000億円越え
になるということですね。

では配給収入とは何か?なんですが、映画の料金の約半分が興行側の儲け
ということになりますから。残った半分が配給会社の収入になります。

映画の製作会社と配給会社が同系列(ディズニーなど)の場合には、全て
製作会社の収入になりますし、別の場合には配給会社が製作会社に対して
映画自体の使用料などを支払うことになります。

金額的には興行収入の方が確実にインパクトがありますし、実際に観客が
支払ったお金ですから、映画にどれだけお客が入っているかを、客観的に
表す指標としては適切だと言えるかも知れませんね。


nice!(38)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 38

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0






Copyright (c) 2013-2021 suzuran All right reserved