逆ギレ男に対してキレた容疑者の罪は [海外の話題]
アメリカの映画館で上映の直前に携帯電話でメールのやり取りをしていた
男性が元警察官の男と口論になり、射殺される事件がありました。
特殊部隊を題材にしたアクション映画「ローン・サバイバー」の上映直前
に容疑者の男性が、スマートフォンを操作していた被害者に対して口頭で
使用を止めるように注意したところ無視されたために、再度、声をかけた
ところ、ポップコーンの袋を投げ付けられたため、逆上した容疑者の男性
が所持していた拳銃を一発発射して、被害者が死亡し、被害者の妻も夫を
守ろうとした手を負傷したようです。
ちなみに拳銃を発射した男性は71歳、射殺された男性は43歳で親子の
ような年齢差がありますから、無視された方は怒り心頭のあまり、後先を
考えずに撃った可能性が高いです。
個人的には射殺までは行き過ぎだと思いますが、マナーを守らなかった方
が、例えポップコーンの袋であっても注意した人に対して投げ付けた行為
は決して褒められるべきものではないので、情状酌量の余地はかなりある
と思いますが、世間の目線はどうなんでしょうね。
容疑者は「脅威にさらされている」と感じたため発砲したと主張している
ために、フロリダ州では「正当防衛法」により「危機にさらされた場合の
発砲は認められる」ということで、正当防衛が成立するかも知れませんが
現時点では保釈申請は却下されているようです。
正当防衛ではなく過剰防衛として裁かれるのか、それよりも重い罪として
第二級殺人事件(殺意がない殺人事件)として扱われるか、そのあたりが
今後の焦点になりそうですね。
私は映画を観る時のマナーって大切だと思っていますから、多分、殺害は
されないだろうなと思いますが、一寸先は闇ですからね。
新編 われわれはなぜ映画館にいるのか 小林 信彦 和田 誠 by G-Tools |
2014-01-17 17:18
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