1960-70年代の特撮ドラマ 日本沈没 [ドラマ(海外・国内)]
小松左京氏の日本沈没というSF小説が大ヒットして映画化され、さらに
テレビドラマ化されて、地震のメカニズムにまで興味を持っていなかった
人たちがマントル対流とかフィリピン海プレートなんて単語を交えながら
会話をするようになったのですから半端ではないブームだったということ
だったと考えて間違いないと思います。
なんでもかんでも昔は良かったと言うのも爺臭いので好きではありません
が、2006年にリメイクされた草なぎ剛と柴崎コウ主演の作品の酷さと比較
すると20億円の製作費をかけたと豪語する映画よりも、30年以上前に制作
されたドラマの方が遥かにしっかりと作られているのが不思議です。
テレビドラマ化されて、地震のメカニズムにまで興味を持っていなかった
人たちがマントル対流とかフィリピン海プレートなんて単語を交えながら
会話をするようになったのですから半端ではないブームだったということ
だったと考えて間違いないと思います。
なんでもかんでも昔は良かったと言うのも爺臭いので好きではありません
が、2006年にリメイクされた草なぎ剛と柴崎コウ主演の作品の酷さと比較
すると20億円の製作費をかけたと豪語する映画よりも、30年以上前に制作
されたドラマの方が遥かにしっかりと作られているのが不思議です。
演歌歌手の五木ひろしがSFドラマの主題歌を歌うというのもイメージ的
には違和感がありましたが、実際にドラマのオープニングでかかった時は
画面ともピッタリと合っていて、ある意味では深みが出たような気がして
演歌自体も見直しました。
日本に残ることを自ら申し出て、日本と運命を共にする人達の心情を描き
日本が沈没することに断腸の念を持ちながらも、自らが日本であることを
主張して海外に旅立つ人の姿を描き、強制的に愛国心が云々というよりも
余程、丁寧に国を愛する気持ちを描いた作品だったと思います。
日本沈没 上 (小学館文庫 こ 11-1) 小松 左京 by G-Tools |
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