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初めて行った岐阜県・白川郷 -2 [トラベル]

雨宿りをしている間にも外国人の観光客が、続々と歩いてきました。

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外国の人から見て、なにがそんなに魅力的なんだろうと思いましたが、英語で
その理由を聞くほどの語学力はないので聞くことは出来ませんでしたが、日本
の昔話で登場する日本の原風景みたいな景観が良いのかな。

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和田家の斜め向かい側にも大きな茅葺屋根の建物があり、土産物を売っている
お店のようでしたが、今一つ記憶が定かではありません。
草を刈ったばかりのようで、子供の頃の懐かしい草の萌える匂いがしました。


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和田家の前の池には蓮が一面に生えていて、まだ花が咲いていました。
蓮の花は朝しか咲かないと聞きますが、小さいながらもいくつかのピンクの花
が咲いていました。

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別の池にはニジマスが放流されていて、何匹か泳いでいましたが観光客の若い
女性が「なにか珍しい魚がいるよ」「鯉じゃないね」「なんだろう?」という
会話をしていて、思わずニジマスですよと言いそうになりましたが、通行人に
いきなり話しかけられたりしたら、危ない人だと思われるかも知れないご時世
なので、なんとか余計なことを言わずに済みました。

子供の頃から母親の実家の近くの釣り堀で釣ったり、滋賀県の醒ヶ井養鱒場に
遠足に行っていたりした他、近所のスーパーでも焼き魚用に串打ちをした状態
で販売されているので、慣れ親しんだ魚なんですが、今の若い世代の人たちは
魚と言えば切り身とか刺身でしか見たことが無い人が多いみたいですね。

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幸か不幸か、ここまで古い茅葺の家ではありませんでしたが、母が帰省すると
祖父が畑に連れて行ってくれて、トウモロコシやスイカ、トマトなどの収穫を
したり、冬には薩摩芋の貯蔵庫から芋を掘り出して、焚火(木こりだった祖父
は木が倒れた時に足が下敷きになって右足が膝からなく、竹で籠を作って生計
を立てていたので竹のクズがたくさんあったために焚火が出来ました)の中に
入れて焼き芋を作ったりという思い出がたくさんあって、田舎の風景を見ても
子供時代の記憶の延長のような感覚で、生まれた時から都会育ちで、親戚一同
も都会に住んでいる人とは、やはり感動の度合いは違うように思います。

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子供の頃に見た風景とは少し違っていますが、ウサギ小屋のウサギと遊んだ後
で出てきた昼食の時、茶碗蒸しの中に入っていた丸っこい肉に毛が数本生えて
いたので、なにか毛が付いてるよと言ったら、ああウサギの肉だからと言われ
ピタッと手が止まったことを唐突に思い出しました。

確か、小学校の低学年か幼稚園の頃だったと思いますが、かなり鮮明にその場
の光景も覚えているので、衝撃的な出来事だったんだろうなと思います。


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