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ジョン・ウィック:コンセクエンス [シネマクラブ]

マニラの往復で観た映画の三本目は「ジョン・ウィック:コンセクエンス」で
日本では9月22日から公開されているので、機内では日本公開よりも早い段階
で観ることが出来ました。



最初の「ジョン・ウィック」が公開されたのは2014年ですから実際の年月は
9年間経っていますが、映画の中では第1作から2作目までの時間軸はほぼ数日
2作目と3作目では翌日以降ということで、今回も3作目で瀕死の重傷を負った
ジョン・ウィックが傷が癒えた後とはいえ、数か月後の話になっていますから
この映画のシリーズの中では、愛犬を殺されたジョン・ウィックの復讐が起動
してから数か月の話が9年間かけて作られたことになります。




普通の人が9年間経ったら、容貌もそれなりに変わってしまうかと思いますが
ジョン・ウィックを演じたキアヌ・リーヴスも共演者も、全く容貌が変わらず
普通に連続性のある話に適応しているのは凄いと思います。
メイクなどの技術的な進歩もあるかと思いますが、それらも含めてハリウッド
のプロフェッショナルの仕事はやはり水準が違います。

ストーリーは、裏社会の掟を破ったことで、裏社会を牛耳る主席連合に巨額の
懸賞金をかけられたジョン・ウィックが、首席連合による執拗な追跡から解放
され自由になるための戦いが今作品のテーマになっています。

ジョン・ウィックが殺し屋として死ぬか、裏社会との縁を断ち切って安息の日
を獲得することが出来るのか、という話なんですが、ジョン・ウィックを殺害
することに執念を燃やすグラモン侯爵が、首席連合との関係を断ち切り自由を
求めるジョン・ウィックの前に立ちはだかります。

ニューヨークのコンチネンタルホテルの支配人ウィンストンは解任され、その
忠実な部下であったシャロンは映画の冒頭であっけなくグラモンによって射殺
されてしまいます。シャロンを演じていたランス・レディックがプライベート
で末期の癌に侵されていたことも映画の冒頭で射殺されてしまうことと関係が
あったのかも知れません。今年2023年3月に逝去しています。



まだ公開中の映画なので、ストーリーについては細かくは書きませんが、日本
を代表するハリウッドスターの真田広之が、プライベートでも友人関係にある
キアヌ・リーヴスの要請を受けて大阪コンチネンタルホテルの支配人役で出演
している他、英国で活躍する日本人シンガーソングライターのリナ・サワヤマ
が真田広之の娘役で出演しています。



グラモン侯爵が自身の代わりとしてジョン・ウィックと対決させる役割を強制
する過去最強の刺客として登場するのは香港スターのドニー・イェン。
昔からのジョン・ウィックの友人でありながら、ジョン・ウィックの命を狙う
盲目の凄腕殺し屋として、映画のラストまで強烈な存在感でした。

この作品がジョン・ウィックシリーズの完結編ということで、残念なんですが
スピンオフ作品も計画されているようですし、キアヌ・リーヴスのこの作品に
対する思い入れも強いようなので、まだなにか期待できそうです。



映画を観ることは出来ましたが、飛行機の個人画面で観たのではやはり臨場感
に欠けるので、映画館のスクリーンでもう一度観ようと思っています。


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