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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー [シネマクラブ]

マニラを往復した機内で観た映画の二本目は、イルミネーション(ミニオンズ
やペットなどのアニメーション製作会社)と任天堂が共同出資をして製作した
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーです。



トランプと花札のメーカーだった任天堂がファミリーコンピュータで、ゲーム
業界の優良企業に成長した源泉となった作品が「スーパーマリオブラザーズ」
だったわけですが、個人的には「スーパーマリオブラザーズ」で遊んだことは
なかったので、モバイル版の「マリオカート」で遊ぶ際に出てくるいろいろな
キャラクターは理解できていませんでした。


そんな状態なので、映画を観てもそんなに面白くもないだろうけど新しい作品
が観られる機会だから観ておくか、程度の気持ちで見始めました。

が、マリオブラザーズとして配管工事の会社を設立したいきさつとか、キノコ
王国のキノピオとの関係、ピーチ姫との出会い、ドンキーコングとの協力関係
マリオカートの中で、クッパが悪役のような役割になっている理由など改めて
知ることが出来たので、この映画を観て良かったと思いました。



ファミコンの作品中のドットスタイルのマリオとは全く違うように見える容姿
で登場するマリオは、ゲームの中のイメージのおっさんキャラではなく、勇気
溢れる若者であることを初めて知り、またルイージについてもイメージ的には
マリオに対抗するライバルのような存在だと思っていたので、双子の兄弟だと
いうことは初めて知りました。

ゲームの内容がわからないので、ストーリーとリンクしているかは不明ですが
世界征服を企む大魔王クッパが氷の国に侵攻しペンギン王国という名前なのか
はわかりませんが、ペンギンの王と兵士たちを攻撃して、陥落させ城の中から
スーパースターを強奪するというファーストシーンから話は始まります。

マリオとルイージが嫌な上司に見切りをつけて「スーパーマリオブラザーズ」
という配管工事の会社を設立し、広告も流すものの順風満帆というには程遠い
状況で、悩んでいる時に営業範囲内のブルックリンの地下配管が破損して漏水
が発生したため、自分たちの存在を知ってもらうチャンスだということで破損
した配管を治そうとしますが、二人とも緑色の謎の土管に吸い込まれて別世界
へと飛んでしまい、マリオはキノコ王国でキノピオと出会い、ルイージは全く
別のダークランドへ飛んでしまい、大魔王クッパの手下に捕まります。



ここからがマリオの冒険の始まりで、キノコ王国を襲撃して王国を破壊した上
で、ピーチ姫との結婚を成就させるがために、キノコ王国への進軍を開始した
大魔王クッパを倒し、キノコ王国を守るのと同時に、捕らえられたルイージの
奪還を目指して、同盟を結んだジャングル王国のクランキーコングとその息子
ドンキーコング、さらにキノコ王国とジャングル王国の兵士たちと一緒に強敵
大魔王クッパ率いるクッパ軍団と対決することになります。



ということで、映画の内容についてはここまでにします。
飛行機の機内で観ていたので、日本語吹き替え版で観ましたが、マリオの声を
クリス・プラットが担当していたので、英語版で観ていたらピーター・クイル
とマリオの声が一緒なので、それはそれで良かったかもしれません。

話の内容は単純でしたが、大ヒット作品を無料で観られて良かったです。


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