2023年・フィリピン旅行 画像紀行-9 [トラベル]
もう一つ、野外で壁によじ上るボルタリングと、ジップラインに参加する権利
もありましたが、小降りとはいえ雨の中で滑って転んでピクピクしたりしたら
この後の旅程は台無しなので自粛しました。)になる巨大昆虫の森へと向かい
あまり大きな木の下には行かないように歩きました。
なんだか随分と毒々しい花に、頭のない蜂らしきものが止まっています。
説明書きにはバンブルビーと書いてあったので、日本語にするとマルハナバチ
ということになり、ミツバチの仲間ということになります。
農作物の受粉に使われる益虫なので、もう少しきれいにして欲しいですね。
森に中にはカマキリがいました。
カマが赤くて強そうに見えますが、フィリピンの本物のカマキリは見たことが
無いので、実際に赤いのかどうかは分かりません。
カマキリは、子供の頃に卵塊を持ち帰って家に置いておいたら無数のカマキリ
が現れて、カーテンに群れていたことがあったという嫌な思い出があります。
また、水たまりにお尻を浸けたカマキリから、ハリガネムシが出てくる場面に
遭遇したことがあり、これまた不気味な光景を見てしまったので、カマキリは
基本的に不得意なんですが、赤いカマのカマキリは見てみたいです。
次に現れたのが、かなりリアルなカタツムリ(でんでん虫)
こちらは、子供の頃は全く抵抗なく触ることが出来ましたが、大人になったら
触れなくなりましたね、ナメクジと近縁種なので、ナメクジのように人間には
有害な寄生虫を持っていそうで、そういう知恵をつけることによって子供の頃
には無邪気に触れていた生き物が触れなくなっているような気がします。
これは蚊(モスキート)
始めに見た時は、なんじゃこりゃ?と思いましたが、羽根はないけど蚊だなと
口先を見てわかりましたが、どうして羽根がないんでしょうね?カタツムリの
リアルな造形に比べると、ちょっと手抜きでは?という感があります。
蚊が血を吸う時、人間の赤血球は1個の大きさはグレープフルーツ大の換算に
なるそうで、人間の皮膚にグサリと口先を突き刺した後は、目一杯の吸引力で
グレープフルーツ大の赤血球(蚊にとっては血液という液体ではなく、1個の
ゼリー状の固形物になるようです)を吸い込んで食事するそうです。
吸血した後の蚊がヨレヨレと飛んでいるのは、グレープフルーツを何個もお腹
に詰め込んだ重みと、渾身の力で吸い込んだために体力を使ったからのようで
満腹で疲れ果てた蚊なので、ピシャリと叩くのは簡単なんですね。
これは…よくわかりません。
ダニなのかな?パッと見でエイリアンのイミテーションなのかと思いましたが
昆虫の森ですからね、と言いながらカタツムリも昆虫ではないですが。
謎の生物ということで深入りはしません。
ご覧の通りの幼虫です。英語だとキャタピラー。
ポケモンGOの幼虫もキャタピーなので、割と安直な名前ですね。
子供の頃、近所にある山椒の木にアゲハの幼虫がたくさんいて、山椒の匂いを
嗅ぐとアゲハの幼虫の姿を思い出します。
モンシロチョウの幼虫のアオムシは触れましたが、アゲハの幼虫は頭の部分の
オレンジ色の斑点とか目玉マークとか、毒がありそうで触りませんでした。
今になって思うと、いろんな虫が周りにいたようです。
実際に三匹もいたら、絶対に近付きませんね。幼虫は嫌いです。
テントウムシとかカナブンみたいなのとか、ざっくりと甲虫ですね。
カナブンは虫捕りに行くと、わんさかといたのでわざわざ捕まえたりはしない
カテゴリーの虫でしたが、幼虫を見た人がいない謎の昆虫として話題になって
いたので、身近なように見えても生体が謎の生き物っているんですね。
何故か、サソリの上にクワガタムシのようなのが乗っていました。
フィリピンでは、ホテルの床をサソリが這っていることがあるから気を付けて
と現地在住の日本人の人に教えてもらいました。
その人が宿泊していたホテルでは二階の部屋でサソリが出たそうです。
今までにサソリを見たことは無いので、ホテルの部屋では見たくはないですが
地面を歩いているのがいたら見てみたいです。
最後に赤いアリです。
ヒアリの仲間かなと思いますが、これも実物は見たことがありません。
最近、地元でもセアカゴケグモが発見されて注意喚起の情報が来ました。
ヒアリも日本国内の各地で発見例があり、咬まれるとかなり痛いみたいなので
特に海外からの材木などの資材が輸入される港は要注意のようです。
ということで、昆虫の森のお話でした。
巨大昆虫の森はどことなく、やはり今までの流れ通りの、ちょっと脱力しちゃう物体達が沢山いますね。
1枚目のお写真がパッと目に入ったときは、かなりの衝撃が。
国民性の個性なのでしょうか。かなり行ってみたくなりました。
いつも色々とご丁寧にアドバイスをくださってありがとうございます。シンガポール楽しみです。
by そら (2023-09-25 11:53)
そらさん:
コメントありがとうございます。
フィリピンの田舎は女性が1人で行くにはハードルが高いです。
マクタンやボホール、ボラカイ、パラワンなどの島々の方が安全ですし
「だってフィリピンだから」とか「フィリピンあるある」に遭遇して
笑える人ならOKですが、それでイラッとしたり、奈落に落ちるタイプ
の人には、かなりの忍耐が必要かと思います。
シンガポールで夜の公園を歩いても、あまり怖さは感じませんが
フィリピンで夜の公園を歩いたら、まず間違いなく怖い思いをします。
その差は大きいですからね、ある程度慣れた人か屈強なボディガード
と一緒に出掛けることをお勧めします。
そこまでしていくところではない気がしますが…。
良いも悪いも日本にはない異空間を体験できることは間違いないです。
by suzuran (2023-09-25 22:45)