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F1-GP 第15戦 イタリアGP フリー走行 [モータースポーツ]

先週に続いて二週連続のレース開催になります。
年間23戦(第6戦のイモラは豪雨で中止になったので実質的には22戦)の開催
ということで、夏のサマーブレイク、冬期(12月から2月)の休みを除いたら
8カ月で23戦のスケジュールを組むわけですから、当然、連戦にはなるものと
思いますが、連戦の中でスプリントレースもあったりするので、ドライバーの
負担はかなり大きくなっているのではないかと思います。




オランダとイタリアは、まだヨーロッパ域内なので、レースが続いても移動は
そんなに負担ではないかも知れませんが、シンガポールGPと日本GPが連戦に
なるのは、飛行機でセントレアに降りても約7時間ですからね、マシンの調整
など、心身ともに疲労が溜まりそうで厳しい日程に感じます。


ただ、さらに後半にはアメリカ、メキシコ、ブラジルの三連戦があります。
チャーター機での移動ではあるものの、一週間ごとに5千キロ以上の長距離を
転戦するというのは、ドライバーはもちろんですが、チームクルーにとっても
体力的な負担は大きいことでしょうね。

という話はともかく、1950年に開催されて以来、伝統的な存在のモンツァでは
ロニー・ピーターソンが亡くなった事故が発生していたりするので、そういう
意味でも忘れられないサーキットです。



ロニー・ピーターソンのマシンは燃えましたが、事故後も意識はありました。
骨折した場所から血管を通して血液の中に流れ出た脂肪の粒が脳や腎臓などの
血管に詰まって塞栓状態になったことが死亡原因として発表され、現代の緊急
救命治療の技術があれば亡くなることは無かったと見られています。

今回はハース以外の全チームが後半戦用のアップグレードを済ませているので
アルファタウリのマシンも戦闘力は向上していると思うんですよね。

1回目のフリー走行では、マックス・フェルスタッペン、カルロス・サインツ
セルジオ・ペレスがトップ3で角田裕毅は9番手でした。

2回目のフリー走行で、そろそろ本気出してきたらどうなの?と見られていた
であろう、フェラーリのカルロス・サインツがトップタイムを出し、二番手に
マクラーレンのランド・ノリス、三番手にはセルジオ・ペレスと続きました。


セルジオ・ペレスは、こういう場面が目立つようになりましたね。

そして予選前の最後の調整になる3回目のフリー走行でもカルロス・サインツ
がトップタイムを出していて、レッドブルの連勝記録を止めるのはイタリアが
地元のフェラーリかもという感じはありますが、マックス・フェルスタッペン
は2番手(0.086秒差)、3番手にルイス・ハミルトンという状況なので、予選
では、やっぱりマックス・フェルスタッペンがポールポジション獲得かな。


誕生日のカルロス・サインツ。優勝したいでしょうね。

3回目のフリー走行は角田裕毅は13番手で、このままではQ2で敗退のペースに
なっているので、アルファタウリのマシンは想定していたよりも改善のレベル
は低いような感じには見受けられますが、角田裕毅よりも下にランド・ノリス
やピエール・ガスリーがいるぐらいなので予選を観ないとわからないです。

とにかくダニエル・リカルドのように骨折をするような事故が起きないことを
最優先にしつつ、オーバーテイクの多い激しいレースを期待しています。


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