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モンスターハンター【2021年・アメリカ映画】U-NEXT 見放題 [シネマクラブ]

カプコンの人気ゲーム「モンスターハンター」の実写版です。
なんて言いながら、ゲーム機も持っていない人なので「モンスターハンター」
というゲームの内容自体は全く知りませんが、映画は映画として観れば良いと
思うので、主演ミラ・ジョヴォヴィッチの映画を観ました。



ファーストシーンから異世界の話なんですが、サクッとシーンが変わって現実
の世界に場面が飛ぶと、砂嵐に巻き込まれた偵察隊チームBの捜索に従事する
アルテミス大尉の特殊部隊も砂嵐に巻き込まれ、砂嵐から逃げる途中で崖から
落下した特殊部隊一同は、今までの砂漠とは雰囲気が違った大きな恐竜の骨が
横たわる異世界に迷い込んでいることに気付きます。


砂の中から突然現れる巨大なモンスター、洞窟に避難すれば洞窟の中には巨大
なクモが群れを成し、アルテミス大尉の部下たちは一人、また一人と巨大グモ
の餌食になり、アルテミス以外に唯一生き残っていたはずの隊員マーシャルは
体に産み付けられた卵塊から孵化した子グモとその母グモによって命を落とし
異世界に一人だけ残されたアルテミス大尉でした。

見た目からクモと書いていますが、映画の中では「ネルスキュラ」という名称
のモンスターということになっています。



という部分まで、延々と薄暗い中でのクモとの戦いが続くので、単調で眠気を
誘う映画と化してしまっていて、この段階で面白くない映画と判断しました。

特殊部隊員が異世界に転送された後から、サポートしている異世界のハンター
とチョコレートをきっかけに、言葉は通じなくても意思の疎通に成功したため
元の世界に戻る方法も理解したことで、アルテミスとハンターは協力し合って
巨大なモンスター「ディアブロス」を倒し、スカイタワーを破壊して元の世界
に戻るための戦いが始まります。



異世界に住んでいるのがハンターだけというのは不自然じゃないのか?という
映画が始まってからの疑問は、共同生活を送るグループが存在することで解消
されるものの、何故かネコっぽい動物が調理を任されていたりするので今一つ
映画の中に没入できない状態が続きました。



この後、「リオレウス」との一大決戦になるわけですが、崖から落ちた途端に
アルテミス大尉は現実世界に戻り、救援隊によって救助されますが、その現実
世界に「リオレウス」が現れるというカオス状態になり、米軍はモンスターに
よって全滅させられてしまうものの…現実世界まで現れたハンターと大団長の
協力によって「リオレウス」を倒し、さらなスカイタワーを守る新たなる敵に
立ち向かっていくという場面で映画は終わります。
映画の上映時間はまだ9分以上余っていて長いクレジットが始まります。



さらにクレジットの後に、映画は続きますが続編を意識した作りで、この時点
で完全に興覚めしてしまったというか、続編を観たい映画ではありませんね。
興行的に製作費を回収できずに大コケした理由がよく分かる映画でした。

主演のミラ・ジョヴォヴィッチは強すぎるというか、この手のアクション映画
のヒロインとしては、全くシンパシーを感じないタイプでした。
ちょっとお勧めするには躊躇する映画に当たってしまった感じです。

CGやモンスターの造形は悪くないのですが、中国が出資している映画って必ず
この場面に中国の俳優が出る必要あるの?というのがあるのがダメです。

特定の国の人に対して差別的な意識はありませんが、ここじゃないでしょ?的
ないかにもスポンサーのゴリ押しを感じる場面があるのが、映画として損して
いると感じますね。もっと自然にキャスティングすることが出来ないのかな。


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