SSブログ

初めての岩手県・遠野で民話体験 -2 [トラベル]

誰でも初めて行く場所に出かける時は、何度も出かけているところに行くより
ワクワク感があるかと思いますが、花巻に出発する朝は県営名古屋空港までは
車で行くので、渋滞も考えて早めに出ました。

iwate-23-4.jpg
これは山形行きの機内からです。

空港に着いたのは出発の1時間半前。
チェックインする時に、前の便が遅延しているので結構の可能性がありますと
言われましたが、今までに故障のために飛べなかったこともあるので、なにを
言おうがなるようにしかなりませんからね、了承するしかありません。


そして結論は欠航。
7時10分発の花巻行きが離陸後に戻ったために、12時20分発の遅延になったと
いう関係で花巻に到着後、折り返し便として到着後、10時35分発の便には到底
間に合わないということで欠航になったのでした。

12時20分に遅延した花巻行きは満席のため振り替えが出来ず、その後の定刻の
12時50分発も先客の振り替えで満席、17時50分なら大丈夫ですとのお返事。
17時50分に名古屋を出発したら花巻に着くのは18時20分ですから、ほぼ1日
なにもしないまま名古屋空港で8時間以上も待たなければいけません。

ということで、山形空港へ飛んでから地上を移動することは可能なのかを確認
すると、地上の手配はご自分でお願いすることと、移動旅費には上限があると
いうことを了承いただければ可能ですとのお返事。

それなら、山形に変更して下さいとお願いして、11時5分発で目的地を山形へ
変更して出発しました。山形県と岩手県は宮城を挟んで近いだろうという目算
でしたが、なんと、そんなに簡単ではなかったのでした。

名古屋空港を離陸したFDA383便は、北アルプスの上空を飛んで新潟に出た後
右先回をして山形空港に向かいます。

iwate-23-5.jpg

行ったのは五月末でしたが、北アルプスの山頂には多くの雪が残っている状態
で春山登山の一行が遭難とかのニュースを偶に聞きますが、五月末になっても
あれだけ雪が残っていたら危ないだろうなと思いました。

iwate-23-6.jpg

北アルプス上空を抜けると、日本海側に出て新潟上空で右旋回。

iwate-23-7.jpg
日本海が見えます。

iwate-23-8.jpg

山形空港が近付いて、降下を始めると窓の外は山。
さすが山形と適当なことを思っているうちに「おいしい山形空港」に到着。
空港の名前が「おいしい山形空港」って、ちょっと凄いですよね。
地方空港って、いつから地名以外の言葉が入るようになったんでしょうね。

高知でも「高知龍馬空港」だし、鳥取なんて「鳥取砂丘コナン空港」ですから
名探偵コナン君を知らない人だったらサッパリ意味が解らんでしょうけどね。
一種の流行ってことなのかな。それはともかく。

山形空港は誘導路がなくて、着陸後、降りてきた滑走路をトコトコと半分ほど
戻ってからターミナルに到着ということになっていました。

山形空港から山形駅に行くにはシャトルバスとタクシーしか手段がありません
が、空港到着後、シャトルバスの発車までに10分ぐらいしかないので、高齢者
とか子供連れだったら乗り継ぎが難しそうです。
タクシーだといくらぐらいかかりますか?と聞いたら7,000円と言われたので
今後、山形に行くとしたらレンタカー一択だと思いました。

なんとか間に合ってバスに乗り、山形駅まで約40分。
山形からは仙台に行かないと花巻、盛岡方面には行けないんですよ。
なんと、山形から盛岡に行くには仙台経由しか方法がなく、高速バスの運行も
ないというのが、ちょっと意外でした。県庁所在地同士ですからね。

とりあえず、まずは山形駅に着くまでのお話でした。


nice!(73)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行

nice! 73

コメント 2

ヨッシーパパ

波瀾万丈の幕開けですね。
今後の展開が楽しみです。
by ヨッシーパパ (2023-06-17 19:46) 

suzuran

ヨッシーパパさん:
過去に、シンガポールやフィリピンでもありゃありゃ的なことは多少は
ありましたが、まさか国内で目的地までの道程が、あんなに長いなんて
ことは想像していませんでした。

中学生時代に地理の成績はそんなに悪くはありませんでしたが、まさに
机上の空論は実際に移動する時には役に立たないのでした。
地図上のように平面ではありませんからね、当然なんですが、それは
キミの認識不足と言われたら返す言葉もありませんという状況でした。

by suzuran (2023-06-17 23:05) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント






Copyright (c) 2013-2021 suzuran All right reserved