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ジトジト湿っぽい梅雨 [地球環境・自然・宇宙]

地球温暖化なのか単に地球の公転上の誤差なのかはわかりませんが気温の上昇
や海流の流れの変化などの要因から、日本から四季が消失するのではないかと
という問題が指摘され始めて何年経ったことやらという感じです。



確かに一昔前と比べると、厳寒という感覚が薄くなってきているのに対し、夏
はひたすら暑いという感覚が強くなっているように感じますし、爽やかな春の
気候は短くて、夏のスタートが早く、秋もいつまでも暑い日が続くということ
で、夏の終わりが遅くなり明確な四季がファジーな二季になりつつあるような
感じを実感することもあります。


ジトジトと湿っぽく、洗濯物がほとんど乾かなくて、ナメクジやカタツムリと
いった陸生の巻貝がヌラヌラと痕跡を残して動き回って梅雨の時期というのは
個人的には全く好きになれない時期なんです。

ただ、第一次産業に従事する自然を相手に仕事をしている人にとっては作物の
生育に必要な重要な雨が降る時期なわけなんで、声高に梅雨なんてなくなって
しまえばいいんだ、とも言えない難しさがあります。



また歌を作って歌う人達にとっては、雨降りというシチュエーションは創作の
イマジネーションを刺激する自然現象になっていて、雨の情景をテーマにした
歌は日本中の作家(作詞家・作曲家)の定番の一つだと感じているので、日本
に梅雨が無くなったら困る人って、結構多いのかも知れません。



個人的にはザーッと降ってカラッと晴れる亜熱帯のスコールみたいな、そんな
降り方を希望しますが、シトシトピッチャンと降る方が、日本的な情緒がある
のは確かだろうなと思います。



梅雨の終わりの時期の集中豪雨被害だけは減って欲しいな、というのは、多分
全国の多くの人と共有できる感覚ではないでしょうか。


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青い森のヨッチン

歌の歌詞になるような情緒的な降り方だと災害も少なくていいのになぁ~
最近の降り方はフォークの世界からロック調ですもんね~
豪雪地帯で暮らす身としては寒くても雪が少ないと本当に冬の生活が楽になります(数年前の暖冬少雪の時は冬の生活が一変)。
溶ければ消える雪の除雪費に何十億も使っているのをほかの予算委回せればもっと豊かな郷土になるかも・・
by 青い森のヨッチン (2023-06-12 09:18) 

suzuran

青い森のヨッチンさん:
コメントありがとうございます。

ここ数年はシトシトなんて降り方は本当に少なくなりましたね。
雷が鳴り響き、雨音が滝のようでロックでもポップロックではなくて
ハードロック、ヘビーメタルの轟音です。

雨粒も大きくなって、時々、雨粒が見えることがあります。
一昔前にインドネシアの島に行った時に、スコールが降った時に雨粒が
おはじきのように飛ぶのを見て、雨粒が見えるなんて凄いなと思った
わけですが、それが今では日本(地元)で経験できるわけで、地球の
温暖化は確実に進んでいると思っています。

こちらでは雪が20センチも積もったら、交通機関はアウトですからね。
年に一回か二回の積雪のために、スタッドレスタイヤを履かせるのも
もったいないということで、渋滞に拍車がかかります。

雪が減れば他の部分にお金を使えて、豪雪地帯のインフラも充実して
良いことだと思いますが、温暖化が進むと北極の冷気を封じ込めること
が出来なくなって、冷気が降りてくるようになるので、温暖化が進むと
雪の量は増えるみたいですね。自然と付き合うのは難しいですね。

by suzuran (2023-06-12 23:24) 

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