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2023年 牡馬クラシック第一章 皐月賞 [競馬]

先週の牝馬クラシック「桜花賞」に続いて、今週は牡馬クラシックの一冠目の
「皐月賞」が中山競馬場で開催されました。

皐月って読み方通りの五月という意味なんですが、ナリタブライアンが三冠馬
になった1994年も、ディープインパクトが三冠馬になった2005年も、四月の
第三週(日付も4月17日で同じ)に開催されていますというか、1951年までは
五月に開催されていましたが、1952年から四月開催になったようです。


去年の優勝馬はジオクリフでした。

旧暦の和風月名自体が現在の暦とは一か月半程度の差があるので、開催された
4月16日を旧暦で見ると2月26日になりますからね、どのようにこじつけても
皐月賞というレース名は間違っていると思います。


とは言え、4月に如月賞(きさらぎ賞は2月に開催されています)では、さらに
違和感がありますし、卯月賞ってなんだかパッとしない感じなので、観客席の
大半が違和感を持たないんだから皐月賞でいいじゃんというJRAのこだわりの
なさは、それはそれで緩くて好きです。

というようなどうでもいい話はともかくとして、今回1番人気に推されたのは
C・ルメール騎手のファントムシーフ(父:ハービンジャー)でした。
谷川牧場(あの伝説の名馬シンザンが種牡馬として繋養されていた歴史のある
生産育成牧場です)生産で、共同通信杯で優勝しています。

レースの結果、優勝したのは横山武史騎手が騎乗したソールオリエンス。
父:キタサンブラックで、社台ファームの生産馬です。
去年の11月にデビュー戦で勝ち、次走が1月の京成杯(GⅢ)に出走して優勝
と大切に使われてきて三戦目で史上最少のレース経験でGⅠ制覇をしました。



去年、2着だったイクイノックスもキタサンブラック産駒で、天皇賞・秋以降
有馬記念、ドバイシーマクラシックと連勝中の優駿なので、ソールオリエンス
も日本ダービー、そして無敗の三冠馬再びという話題が出ることでしょう。

2着にはタスティエーラ(松山騎手騎乗、父:サトノクラウン)3着は1番人気
のファントムシーフが追い込んで入着し、4着にはメタルスピード(津村騎手
父:シルバーステート)、5着にショウナンバシット(M・デムーロ騎手、父
:シルバーステート)ということで、ディープインパクトの無冠の後継種牡馬
と言われているシルバーステートの仔は距離の延びる日本ダービーでは意外に
上位に来るかもしれません。

今回の上位5着までは優先出走権があるので、日本ダービーでも対戦すること
になるのではないかと思います。NHKマイルカップに路線変更する馬は今回は
いないような気がするので。(父の距離適性的にマイラーはいないのでは?)

4月2日の大阪杯で、今年初のGⅠ(ジャックドール)優勝をして、昨日開催の
アーリントンカップ(GⅢ)でも、5番人気のオオバンブルマイに騎乗して優勝
し、好調を維持している武豊騎手のタッチウッド(父:ドゥラメンテ)は13着
と期待外れに終わりましたが、父の遺志を継いで次走は勝てるかな。





ファントムシーフは、レース中に落鉄(蹄鉄が外れる)のトラブルがあったと
いうことで、それがなければ勝てたかも知れませんでした。
レースに「たら、れば」は禁句ですけどね。

出走馬全頭が怪我なくレースが終わったのが一番良かったです。


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お散歩爺

馬券買ったときは当たるような気がするんですよね~(^_^;)
でも何時もハズレて(=_=)なんですよ。
by お散歩爺 (2023-04-18 09:09) 

suzuran

お散歩爺さん:
コメントありがとうございます。

確実に勝つと思って年に数回、馬券を買うことがありますがそういう時は
ほぼ間違いなく外れます。
予想のようにはいかんよね、と思って買わない時は当たります。
それも結構大きな金額になりますが、後悔は先に立ちません。

馬を見るのが向いているということなのでしょう。
儲けようと思ってはいけないようです。

by suzuran (2023-04-18 21:01) 

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