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F1-grand prix 2023年・第3戦 オーストラリアGP 決勝 [モータースポーツ]

オーストラリアは、ほぼ日本と反対側(赤道を挟んで)にあるため、ほとんど
時差がありませんということで、メルボルンで開催されたオーストラリアGPは
現地時間の15時(日本時間の14時)にスタートして終わっています。




優勝したのは今年2勝目になるレッドブルのマックス・フェルスタッペン。
ポールポジションからスタート直後には、メルセデスのジョージ・ラッセルと
ルイス・ハミルトンに後塵を拝して、3番手にまで順位が落ちましたが、徐々
に順位を盛り返し、赤旗中断後にはメルセデス勢を抜き返して先頭に復帰して
2着のルイス・ハミルトンに0.179秒の差を付けて優勝しました。


マシンの不調に悩まされていたルイス・ハミルトンは、今年初めての表彰台に
2着で上がり、3着はフェルナンド・アロンソでした。



アストンマーティンの実力は確実なものになってきていてランス・ストロール
も4着で入賞しています。(シーズンイン前のトレーニング中に骨折した手首
は完治はしていないようですが、問題ないレベルになっているようです)

今年はレッドブル、フェラーリ、メルセデスで優勝争いだと思っていましたが
フェラーリは早々に脱落(今回もカルロス・サインツが12着で事実上の最下位
になり、シャルル・ルクレールはスタート直後にリタイアしました)したので
レッドブル、アストンマーティン、メルセデスの3チームでの戦いになるのは
間違いない状況になりました。

予選でタイム計測が出来なかったセルジオ・ペレスはサスペンションの調整と
元々が最下位スタートだったので、グリッド降格ペナルティの意味をなさない
状況を利用してパワーユニットを交換してピットスタートでしたが、最終的に
5位でゴールして、レッドブルのRB19と、ホンダのパワーユニットの強力さを
見せつけた感じになりました。

レース自体が赤旗が3回出る荒い展開で、以下の8人がリタイアしました。
ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
エステバン・オコン(アルピーヌ)
ニック・デ・フリース(アルファタウリ)
ローガン・サージェント(ウィリアムズ)
ケビン・マグヌッセン(ハース)
ジョージ・ラッセル(メルセデス)
アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
シャルル・ルクレール(フェラーリ)





第2戦までノーポイントだったマクラーレンの二人は、荒れたレースの中でも
ポイント(オスカー・ピアストリはF1初ポイント)を獲得したので、次回以降
本格的な巻き返しということになるかも知れません。

後、角田裕毅を忘れてはいけませんね。
チーム代表に酷評されたマシンでの戦いが続くアルファタウリですが、待望の
ポイントを角田裕毅が獲得することが出来ました。

ニック・デ・フリースがポイントを獲得できるようになるまで、まだ道半ばの
感がありますから、角田裕毅に対する期待はどうしても高くなると思いますが
2024年のシートを確保するためにも更に上の順位を目指して欲しいですね。


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