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シャドウ・イン・クラウド【2021年 ニュージーランド映画】U-NEXT 399円 [シネマクラブ]

キック・アスのクロエ・グレース・モレッツ主演のニュージーランド映画。
世界で最も美しい顔のベスト5にも入っていたのに、クロエちゃんの出演する
映画って、B級的な作品が多いのが、ちょっとした謎なんですけどね…。



この映画もハリウッド製メジャーではなく、日本で公開されるのは割と珍しい
ニュージーランド映画で、出演者もクロエ・グレース・モレッツ以外はあまり
知らないというか、正直なところ全く存じ上げない方々でした。




ストーリーは第二次世界大戦の時代、サモアへと向けて離陸する直前の連合国
B-17爆撃機に少佐からの密命を受けた空軍将校モード・ギャレットが極秘荷物
を入れたカバンを運ぶために乗り込むことから物語はスタートします。

軍人の男共が乗っている機内ですから、セクハラなんて可愛いレベルの卑猥な
言葉で罵倒され、床下の銃座に押し込まれて飛行機は離陸します。

DVDパッケージにいきなりのネタバレが書いてある通り、上空でグレムリンに
遭遇し、鉤爪で怪我を負わされたところで、日本軍の接近に遭遇し、偵察機を
撃墜したところで再びグレムリンの登場という波状攻撃にさらされます。

極秘のカバンの中身を確認させろと迫る機長を始めとした搭乗員たち。
絶体に中身を見せられないカバンの中身を知られたところで、自分自身の半生
を語ることになり身も心もボロボロのところで、偵察機からの情報で飛来した
ゼロ戦との空中戦あり、グレムリンとのバトルありのアクションシーンが続き
前半の密室での会話中心の場面から、大空を飛び回る奇跡的(いかにも映画的
な現実にはあり得ないシーン)もあって、テンポよく話は進みます。

エンドロールが5分もありますが、そのエンドロールに至るまでの10分ぐらい
の間に、あのミンディを彷彿とさせるバトルシーンがあるのがお楽しみという
クロエちゃんファンなら、納得のアクションが見られる映画です。



正直なところ、女性蔑視の台詞にイラッとする前半部分があるので、後半への
フラストレーションを盛り上げる仕掛けだとわかっていても、好きになれない
演出ではありますが、「キャリー」や「トムとジェリー」のクロエちゃんより
動けるクロエちゃんを見られた点で評価できる映画でした。



冒頭にも書きましたが、世界でも有数の美しい顔の女優さんが、どうして毎度
のように薄汚れた格好でエンドマークになるのかが謎です。
とはいうもののシンデレラの役が似合うかと言えば、そういう感じでもないと
思うので、美人女優さんというのは意外に使い難いのかも知れませんね。


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