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第67回・有馬記念(JRA grand prix) [競馬]

JRA(日本中央競馬会)の年末の最終イベント、有馬記念(一昨年からは年内
最後のGⅠレースは二歳デビューのホープフルステークスになりましたが…)
が12月25日のクリスマスに開催されます。



枠順を決める抽選会は12月22日に公開抽選会が実施され、去年の優勝馬である
エフフォーリアは「7番」、皐月賞と日本ダービーを連続2着の後、天皇賞・秋
で優勝したイクイノックスが「9番」、宝塚記念で優勝したタイトルホルダー
は、ちょっと不利な「13番」、凱旋門賞に遠征したディープボンドは大外枠の
「16番」に決まりました。


予想人気では、1番人気になっているのは、天皇賞・秋以来のイクイノックス
2番人気には夏冬のグランプリ制覇がかかったタイトルホルダーで、3番人気が
エリザベス女王杯優勝のジェラルディーナ(ジェンティルドンナの娘)です。

以前は、有馬記念に出走する馬の半分以上がディープインパクトの仔でしたが
さすがに2019年に亡くなってから3年経っているので、ジャスティンパレスと
ポタジェの二頭だけになってしまいました。
キングカメハメハはボッケリーニが一頭だけです。

種牡馬の人気も分散傾向なのか、エピファネイヤが3頭、ノヴェリストが2頭で
キズナが2頭、ということになっていますが、最初の世代からGⅠタイトルを
獲得したタイトルホルダーの父ドゥラメンテの早逝は、やはり残念でしたね。

キタサンブラックも最初の世代からイクイノックスが出てきているので、今後
サンデーサイレンス系の後継者としてディープインパクトの兄ブラックタイド
の血脈を繋げていく仔が出てくることを期待したいです。

他にもスクリーンヒーロー、モーリス、エイシンフラッシュなど、これだけの
多くの種牡馬の仔たちが出走する有馬記念は久し振りなのでは?と思いますが
そういう話題はあまり出ないので、この辺にします。

武豊騎手が騎乗するアリストテレスは、エフフォーリアと同じエピファネイヤ
の産駒ですが、前走の京都大賞典が11着、その前の目黒記念が17着という結果
なので、ワイドでも馬券に絡むことはなさそうなので推せませんね。

ヴェラアズールは前走のジャパンカップで優勝しているので、期待できそうな
感じですが、ジャパンカップの東京2400mと有馬記念の中山2500mでは実は
大きな違いがあると来年引退する福永祐一騎手が話していました。

中山競馬場は直線が上り坂になっているので、感覚としては3000mのレース
という感じらしいので、2000mが適性距離のスピード競馬タイプの馬よりも
2400mから3000mのクラシックディスタンスに適性のある馬が勝つ可能性が
高いということなので、東京コースの2400mで勝ったイクイノックスよりも
3200mの天皇賞で勝っているタイトルホルダーや、2021年の優勝馬で連覇を
目指すエフフォーリア、菊花賞二着のボルドグフーシュが要注意かな。





イクイノックスは、父馬が菊花賞や天皇賞・春を勝っているキタサンブラック
なので、血統的には対応できそうですけどね。さあ、どうでしょう。


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