訃報・仲本工事さんが事故死

元ザ・ドリフターズの仲本工事さん（81）が、横浜市内の道路を横断中に交通
事故に遭い、救急搬送された病院で緊急手術を受けたものの亡くなりました。



何週間か前に、奥さんが経営していた居酒屋を休業して、ゴミ屋敷状態の家で
独り暮らし（奥さんは大事にしていたペットを連れて、横浜に住み、奥さんが
ネット通販で着払いで購入した商品を届けに行くのが日課だと、ネガティブな
ことしか書いてありませんでした）をしているという週刊誌の記事を読んだ後
だったので、奥さんに荷物を届ける途中か、届けた後だと思いましたが、荷物
を届ける途中だったようなことが事故を報ずるニュースで書かれていました。

救急車で搬送される時に頭から出血していたという記事を読んで、外に出血が
あったということは、頭部内出血の危険性は低いように思いましたし、手術を
受けた後は小康状態だというニュースもあったので、時間はかかっても回復は
されるだろうと思っていましたが、急性硬膜外血腫での死去ということなので
外傷については治療したものの頭蓋内出血についは見落とされていたのか出血
が酷くて手に負えない状態だったということなのでしょう。

ザ・ドリフターズの「8時だョ！全員集合」が放映開始になったのが、小学生
の頃のことで、学校でテレビの話題が出ると、この番組の話題が一番多かった
ように記憶していて、学校の中では加藤茶が一番の人気者だったと思いますが
個人的には、番組の中で一番優しい感じで、いつもニコニコしていた仲本工事
さんが一番好きでした。（初期の頃は、故・志村けんさんはいなかった）

番組の中で、マット運動や跳び箱などのコーナーがあって、キャンディーズや
沢田研二さんが常連でしたが、運動能力が高かったのも仲本工事さんで最初に
お手本の演技をする姿がカッコ良かったです。



若い頃に運動神経が抜群であっても、高齢になって信号のない道路を渡るのは
非常に危険な行為ですが、実際に車を運転していても感じることとして高齢者
は自分自身の老いを適切に把握できないことがあるようで、昼間でも薄暮時で
あっても、時には真っ暗な夜間でも中央分離帯のある道路を無理やり横断して
中央分離帯からひょろひょろと出てくる場面を見かけることがあるので、過信
したのか、状況が適切に把握できなくて道に出てしまったと思います。

仲本さんをはねたドライバーも73歳の人で、尚且つ、車と車の間を縫うように
横断していたということなので、突然、車の陰から現れた人を、避け切れずに
はねてしまったのでしょう、双方にとって不幸な出来事で言葉もないです。



とても残念なことなんですが、仲本工事さんが安らかな世界へと迷うことなく
辿り着けますように、心からご冥福をお祈りします。

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