SSブログ

2年9カ月ぶりに日本を離れてマニラへ -7 [トラベル]

マカティに移動する朝、ホテルには11時に迎えに来てもらうことになっていて
10時過ぎに二日目の遅い朝食になりました。

manila22-044.jpg

前日がフィリピーノスタイルだったのに、二日目も同じというのもなんなので
アメリカンスタイルのブレックファストと、パイナップルジュースをオーダー
しました。セットが330p=約870円、ジュースは缶ジュースで80p=210円
日本のホテルの朝食よりも少し安いぐらいですが、日本の朝食だとバイキング
スタイルがほとんどなので割高に感じます。


ミネストローネ風というか、甘いハヤシライスを薄めたみたいな、ぜんざいの
ような甘い豆スープとスクランブルエッグ、ハッシュドポテトと焼きトマトに
ベーコン(焼き加減を聞かれて、クリスピーと答えたらカリカリよりガリガリ
に近い、噛むとポロポロ崩れる状態でした)
この他にトーストが二枚とバター、ジャムが付きました。

トーストのパンはホワイトかブラウンが選べるようになっていて、ホワイトと
ブラウンは小麦粉の挽き方の違いのようだったので、普通のホワイトを選択。
英語がほとんどわからない割には、オーダーはサクサクと出来ました。

朝食の途中で迎えの車が来ましたが、約束は11時だったので、慌てることなく
食事をして荷物を積みこんで都会へと移動です。

manila22-047.jpg
路地は何年経ってもあまり変わった感じはありませんでした。

アンヘレスは、パンパンガ州(前大統領のドゥテルテさんは、ミンダナオ島の
ダバオ出身でしたが、更に前の大統領のアロヨさんはパンパンガ州を選挙区に
して下院議員に当選しています)に属し、米軍空軍が駐留していた頃は、兵士
の遊興エリアとして発展しましたが、米軍撤退後は、韓国人と日本人の夜遊び
スポットと化しています。

アンヘレスからメトロマニラまでは約80キロで二時間ぐらいの距離です。
空港からはスカイウェイに入って高速道路を使って行きましたが、マカティは
ルートが違うので、ケソンシティの辺りから高速道路を降りました。

約3年前との大きな違いは、ジプニー(ディーゼルエンジンを積んだカスタム
メイドの乗り合い自動車)の台数がかなり減っています。

manila22-045.jpg
以前に写真を撮ったジプニー。かなり台数が減っています。

もっと前に来た時は外を歩いてホテルに戻ると、鼻の中が黒くなるぐらい空気
が汚れていましたが、ディーゼルエンジン搭載車の規制が出されて、ジプニー
の台数が減るようになってメトロマニラの空気はきれいになった感じです。

地元の人がトラフィックと呼ぶ渋滞が延々と続いて、なかなか車は進みません
が、4車線の道路が割り込んだ車によって6車線になる状態は全く変化がなくて
少なくともメトロマニラの渋滞が無くなることはないだろうなと思いました。

manila22-046.jpg
これも以前にマカティを撮った写真です。空気がすすけた感じでした。

約2時間半をかけて、メトロマニラの中では安全な都市であるマカティに到着
以前は巨大なショッピングモールのあるアヤラセンターに近い元日本航空系の
「ホテルニッコーマニラ」だった、「デュシタニマニラ」に泊まっていました
が、今は一泊3万円ぐらいの宿泊費になってしまったので、もっとお手頃価格
の「マカティパレスホテル」に宿泊しました。

manila22-048.jpg
マカティパレスホテル

場所はゴーゴーバーが立ち並ぶブルゴス通りのはずでしたが、コロナ禍の影響
で、ゴーゴーバーは軒並み閉店していました。
三年前のブルゴス通りを知る人なら驚愕の様変わりです。

潰れたゴーゴーバーは至る所で、健全なレストランに改装工事の真っ最中。
ホテルの周辺を一周しましたが夜遊びの聖地ではなく、開放的なレストランや
隠微な雰囲気など全くないバーになっていました。

チェックインは15時から、それよりも早く部屋に入りたければ別料金が必要と
言われたので、荷物を預けてホテルの向かい側にあるカジュアルレストランの
フィリングステーションに移動しました。

manila22-049.jpg

manila22-050.jpg

50年代、60年代のアメリカの映画やロック、キャラクターを店の外から中まで
埋め尽くしているレストランで、レトロ感がおしゃれです。

ミニハンバーガーのセット(腹ペコだったので1個食べちゃいましたので、2個
しかありませんが、元々は3個。ハンバーガー以外にはポテトとコールスロー
がついて、610p=約1,600円)と、マンゴーシェイクをオーダーしました。

manila22-052.jpg

manila22-051.jpg

ハンバーガーのハンバーグは肉汁が溢れるタイプでとても美味しいです。
マンゴーシェイクは、和風の傘が飾ってあっておしゃれでしたが、合計すると
約2,500円と日本の物価以上にお高いお値段。価格の高騰ぶりは半端ないので
気軽に行けるところではなくなりつつありますね。

manila22-053.jpg

店内のアナウンスで、バースディがなんとかと言っていると思ったら、数人の
店員がお客さんのテーブル横でバースディソングを歌ってお誕生会でした。
フィリピンのサービス精神、侮りがたしという感じでした。

話が長くなったので、今回はここまでにします。


nice!(61)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 61

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント






Copyright (c) 2013-2021 suzuran All right reserved