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2年9カ月ぶりに日本を離れてマニラへ -8 [トラベル]

先月の話ですが、当時の時間経過に沿って話を進めていきますね。
フィリングステーションでチェックイン時間まで時間潰しをしてホテルに戻り
まずは部屋へと入りました。古いホテルですが清掃状態は問題なく壊れている
ところもありませんでした。口コミほどは悪くありません。

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事前にカード決済をしていましたが、デポジットは3000ペソでした。
以前に他のホテルで、俺がそんなに信用できんのか!と怒鳴り散らして預託金
を拒否していた日本人のシャチョーさんがいましたが、信用のあるなしに関係
なく予約段階で明記してあったんだから払えよと思いましたが、日本人の評判
を落としているのは、あのようなドヤ顔親父なんでしょうね。


ホテルの予約を「agoda」で取った際、利用者のコメントでは、Wi-fiは有料で
尚且つ、速度が遅いという指摘がありましたが、無料で速度もそんなには遅い
と感じませんでしたので、コロナで閑古鳥が鳴いている間に改善されたような
ところもあるのかも知れません。

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基本的に同行者がいてもツインで宿泊することは無いので部屋は一人で広々と
使えましたし、エアコンもよく効きました。(帰国前夜に風邪をひきました)
夜中に幽霊が出るという噂もあるみたいですが、部屋の片隅でジーっとこちら
を見つめる女の人とか、窓から覗き込む女の人も出ませんでした。

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窓から外を見ると、アンヘレスとは大違いで大都会です。
しばらく窓から外を眺めていましたが、雨粒がポツポツと見えるようになって
空は晴れていますが雨が降り出しました。

中途半端な時間だったので、しばらくは休憩タイムということでベッドに寝て
スマホを弄っているうちに寝落ちということで、目が覚めたら外は夜でした。

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過去にマニラには10回ぐらい行っていると思いますが、同行者が必ずなにかの
事件とは言いませんが、記憶に残ることをやらかしてくれています。

今回はそのようなこともなく順調に日程をこなしていたので、逆になにか嫌な
予感がするな…と思っていたら、その予感が当たりました。
その話をご披露することにします。

なにか食べてから夜のお散歩をしようとホテルを出るとブルゴス通りの端々に
マッサージ~と言いながら寄ってくる女性(何割かはバクラ=オカマ)
すり寄ってきては、1時間500ペソと囁き、その後はスペシャルマッサージね
と波状攻撃が続きます。スペシャルマッサージは18歳未満禁止の行為です。

そういう予定はないと突っぱねると、別のグループ(三人組)が寄ってくると
いうパターンが延々と続き、タクシーを捉まえてリトル東京の日本語の分かる
カラオケ(日本のフィリピンパブとほぼ同じ=連れ出しなど出来ない健全店)
に行こうかなと考えていて横を見ると同行者がいません。

あれ?と思って周りを見ると、左右の手を引かれて拉致られています。
隣にいたマッサージ嬢に聞くと、お店でマッサージ、あなたも来るね。と容赦
なしで手を引かれましたので、マッサージは要らないと言ったよね?と日本語
で拒否すると、日本語分からないと日本語で答えました。

でも、拉致られた同行者を放置するわけにもいかないということで、三人組と
一緒に後を追いますと、見る見るだけねと、ポン引きの常套句が出ます。
話を聞いていると過去に日本には二回行っていて新宿と名古屋に行ったことが
あると言っていましたが、あの人たちの名古屋は怪しいので話半分です。

ホテルの前を通り過ぎて、さらに暗がりの方へと行くので雰囲気的には、少々
ヤバめ?とは思いましたが、まだ街灯があり、飲食店もある通りなので唐突に
刺されることは無かろうと思って後を付いていくと、コンドミニアムのような
建物の中に連行されて行きました。

時間にして1分遅れぐらいで建物の中に入ると、同行者の姿はありません。
ヤツはどうした?と聞くとエレベーターで上に上がったと言います。
エレベーターに乗って8階に着いて廊下を歩くと左右は個室になっていてビルの
中に入っているビジネスホテルのような感じです。

この部屋にいると言われて入ると同行者は居ません。
部屋にはダブルベッドのみで、テレビなどもなく無味乾燥な部屋でした。
はぁ?と言うと「アナタマッサージスル」とそれだけを言います。

そんな話はしていない!ヤツのところへ連れて行け、と怒りを抑えつつ言うと
トモダチダイジョウブ、マッサージシテルと言います。

とにかくここには用はないと言うと、アナタココヘマッサージシニキタデショ
と言うので、あえて低い声で本気で怒らせるなよと言うと、さすがになにかを
察したようで天井を指さして「ウエニイル」と言いました。

再度、エレベーターに乗って10階に行き、この部屋にいるというので、ドアを
ノックしましたが反応がなく、ホントにここにいるのか?と聞くとワカラナイ
という答えで、さすがに殺されることは無かろうと思ったので、探索は諦めて
必ず、ホテルまで送って来いよと言い残してホテルに帰りました。

まだ、食事前だったのでセブンイレブンに寄って辛ラーメンのシュリンプ味と
いうのを買って帰り、なんでこれが夕食なんだ?とぼやきつつ食べました。

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約1時間半後に部屋に帰りました、とLINEに着信があったので、部屋に行って
事情聴取をしたところ、ノックの音は聞こえたけれど、すでに全裸だったので
まぁいいかと、マッサージ&三人を相手にスペシャルマッサージをしていたと
いうことで、一人3,000ペソの三人分、さらに部屋代だなんだかんだと合計で
日本円で40,000円払ったけど、三人が相手なのでぼったくりではないと思うと
感想を述べていたので、本人が良ければ良いんじゃない?で終わりました。

ただ、三人は女性ではなくオカマだった可能性が高いということで、相手は裸
になったんじゃないの?と聞くと、股間を手で隠していたからわからなかった
けど、声や骨格が女の人じゃなかったような気がすると言っていました。

だって、三人が交代で「ピー」なことしたんでしょ?と聞きましたが、手術で
女の人に出来るはずだからと曖昧な返事、胸も触ったんじゃないの?と聞いて
みましたが、三人のうちの一人は固かったような気がするけど、あまり強くは
掴んでいないから…なんてことでオカマだった可能性が高いです。
まあ、新しい世界を知ることが出来て良かったね、で話は終わりました。

あれから約一か月が経っていますが、病気に感染したとか、そんな話は聞いて
いないので問題はないような感じです。

ゴーゴーバーが栄えていたブルゴス通りは、強引なオカマのマッサージが大挙
して押し寄せてくる(趣味の合う人もいるかも知れないけど…)スポットへと
変わっていますので、三年前のブルゴス通りを想像していくと大失敗します。

ということで、今回はアダルトチックなお話になりました。


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