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2022年・F1-GP 第18戦 日本GP 決勝 [モータースポーツ]

三年ぶりの鈴鹿サーキットでのレースは、また雨降りということになり本当に
雨が降ることが多いわけですが、レース再開後にはカルロス・サインツが単独
事故を起こして赤旗中断になってしまい、シンガポールと同じく二時間ルール
の適用によって、優勝はマックス・フェルスタッペンが獲得し、ファステスト
ラップポイントも含めて、366ポイントになったため今後開催の全てのレース
でセルジオ・ペレス、シャルル・ルクレールが優勝したとしてもポイント数は
及ばないということで、ワールドチャンピオンも獲得しました。




ちなみに残りのレース数はアメリカ、メキシコ、ブラジル、アブダビの四戦で
シャルル・ルクレールが残り四戦を全て勝ち、ファステストラップポイントも
獲得したとして252+104=357ポイントなのでマックス・フェルスタッペンを
上回ることは出来ませんので、ワールドチャンピオンが確定です。


決勝結果
1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2.セルジオ・ペレス(レッドブル)
3.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
4.エステバン・オコン(アルピーヌ)
5.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
6.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
7.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
8.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
9.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
10.ランド・ノリス(マクラーレン)
11.ダニエル・リカルド(マクラーレン)
12.ランス・ストロール(アストンマーティン)
13.角田裕毅(アルファタウリ)
14.ケビン・マグヌッセン(ハース)
15.バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
16.周冠宇(アルファロメオ)
17.ピエール・ガスリー(アルファタウリ)
18.ミック・シューマッハ(ハース)
DNF.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
DNF.カルロス・サインツJr.(フェラーリ)


セルジオ・ペレスのプレッシャーは凄かったです。

シャルル・ルクレールは二着でゴールしましたが、コースを外れたことにより
5秒加算ペナルティが適用されたため、三位でゴールしたセルジオ・ペレスと
入れ替わりになって3着が確定し、レッドブルはエンジンメーカーのホンダの
地元で1-2Finishということになります。



カルロス・サインツが一周目でクラッシュし、その後でコース内にクレーン車
が入って事故車の回収を行ったため、衝突の危険を感じたドライバーから批判
の声が上がることになりました。
特にジュール・ビアンキと仲が良かったピエール・ガスリーは激怒したという
話が出ていて、事故のことを忘れたのか?と怒るのも確かにその通りです。

雨の中でのレースのため、マシンから上がる水煙で前方がよく見えない状況に
ありますから、ジュール・ビアンキが亡くなった時よりも危険な状況にあった
ことは間違いないと思いますので、FIAからの説明があることでしょう。
※ジュール・ビアンキの事故はスリップしてコースアウトした場所にクレーン
 が停車していたのでコースを走行していたマシンにはリスクがある状態では
 ありませんでしたが、今回はコース上で回収作業をしていたので、走行中の
 全てのマシンがクレーン車と衝突するリスクがありました。
 
セバスチャン・ベッテルは決して良いマシンだと言えないにも関わらず最後の
鈴鹿で6着に入りましたから、もっと良いマシンに乗れれば、優勝することも
可能なスキルは健在だと思います。家族との時間を大切にするためという引退
なので心残りはないでしょうが、複雑な思いはあるんじゃないのかな。

アロンソにぶつけられなければ、もっと上位で入賞できたと思います。
やっぱりフェルナンド・アロンソは嫌いだな。言い訳が多いし。

雨の中のレースで怪我をする人がいなかったのは幸いでした。
マックス・フェルスタッペンは来年もカーナンバー「1」が確定して良かった
です。優勝おめでとうございます。


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ナツパパ

また雨でしたか。
鈴鹿は雨にたたられることが多いですねえ。
by ナツパパ (2022-10-10 09:20) 

青い森のヨッチン

冷たい雨の中、長く待たされていた会場のMAXファンには最後のビッグサプライズはご褒美でしたね
DAZNでも解説陣が1ポイント足りない、と困惑していましたがルール改正の抜け穴だったとは・・ファイナルラップが1週早かったのでは?というのは私もまだ疑問が残るところです(シンガポールとは違う?)
岸田総理は最後まで会場にはいなかったですね(表彰式に登壇しなかった)
雨男なら来ないでほしい
残りはチェコとルクレールの2位争いかなぁ~
by 青い森のヨッチン (2022-10-10 09:55) 

lamer

鈴鹿といえばF1ですよね。
雨や2時間待ちとか大変でしたが出来て良かったですね。
by lamer (2022-10-10 15:48) 

suzuran

ナツパパさん:
コメントありがとうございます。

2014年に鈴鹿で発生したジュール・ビアンキの死亡事故も雨が降ること
がなければ起きなかったわけですし、現在はアルファタウリチームから
出走しているピエール・ガスリーが日本で、スーパー・フォーミュラに
参戦していた時も、年間優勝がかかったレースが台風で中止になったり
と記憶にあるだけでも重要な場面で雨が降っています。

鈴鹿は特に雨が多いところでもないんですけどね、不思議な話です。

by suzuran (2022-10-10 21:37) 

suzuran

青い森のヨッチンさん:
コメントありがとうございます。

雨中のレースでのポイント計算のルールは難しいですね。
去年のベルギーGPも雨中のレースで実際に走行したのは2周のみという
短時間で半分のポイントが付与されたことから、規程周回の約半分程度
の走行だった今回も半分のポイントだと、マックス・フェルスタッペン
自身が思っていたみたいですが、三時間の制限時間一杯まで走ったので
フルポイントということになったということで、明確かも知れませんが
後から検証しないと結果が出せない規則は見直しが必要だと思います。

岸田は、自分自身に対する「仕事をしていない」という批判の声を無視
していた上に、昨年の開催中止の不手際についての謝罪もなく、鈴鹿に
来る意味など全くなかったと思うので、本当に疫病神でしかないです。

一部では喜んだ人もいたみたいですが、ジャニーズのチャラチャラした
アイドルなんてのも必要ないと思います。その辺りはホンダの広告戦略
についても謎だとしか思えないのが実際のところです。

アメリカの次のメキシコGPではマックス・フェルスタッペンがサポート
に回って、セルジオ・ペレスに花を持たせるんじゃないかな?と勝手に
想像していますが、どうなることでしょうね。

シャルル・ルクレールも好きなドライバーなので、チャンピオンが確定
した後は、リラックスしてレースを楽しんで欲しいと思います。


by suzuran (2022-10-10 21:58) 

suzuran

lamerさん:
コメントありがとうございます。

かなり前に富士スピードウェイでF1が開催された時は、雨が降り続いて
バスの運行も支障が出て、観客は散々な思いをしたみたいですが、鈴鹿
ではそういう話は聞かなかったので、その点は良かったかなと思います。

53周のレースが28周に短縮されてしまったのは残念でしたが二位争い
のセルジオ・ペレスとシャルル・ルクレールの攻防は昔風の表現だと
手に汗握るバトルで見応えがありました。


by suzuran (2022-10-10 22:03) 

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