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がんが再発していた吉田拓郎さん [健康・医療]

2003年に肺がんを発症して、肺の一部を切除する手術を受けて長期休養後
活動を再開していた吉田拓郎さんが、2014年に別の場所(正式な部位名は
公表されませんでしたが、ご本人がのどと発言しているので咽頭がんだと推測
されています)にがんが見つかり、放射線治療を受けていたことがラジオ出演
した際に、ご本人が明らかにしました。



2016年には治ったようですが、最初に見つかったのは白板症という病気が
声帯に見つかって全身麻酔で摘出したようですが、その検体を調べた結果がん
細胞が発見されるということになり、二か月の放射線治療と数か月の後遺症の
闘病が続いたということで、声が出ない、痛みが強いという日々が続いたとの
ことでかなり厳しい闘病だったようです。


肺がんの治療後に貧血や気管支の不調でコンサートツアーが中止になったこと
もあったので、がん発症後の吉田拓郎さんの全国ツアーはなかなか開催される
ことがなかったのですが、その理由が明らかにされたわけです。



白板症という病気は聞きなれない病気なので、ちょっと調べてみたところ特に
珍しい病気というわけでもなくて、口の中に白い白斑が出来るもので、綿棒を
使って擦ったりしても剥がれることはなく、小規模かち口内全体まで発生する
病気のようですが、癌化の確率が5-10%と高いので、白板症と診断された
場合は定期的に検査を受けるのが大切だと思います。



40歳を超えた男性で発生頻度が高まるようですが、悪性化する確率で見ると
60歳代の女性からということなので、この年齢層の共通項目を特定すること
が出来れば、白板症が悪性化する原因も突き止められそうです。

吉田拓郎さんが健康面の心配なく歌を続けられるように、疫病神はもっと人格
に欠陥のある政治家にでも乗り移ってもらいたいものです。


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