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もうすぐラストツアーのレーナード・スキナード [音楽]

オリジナルメンバーで結成されたのは1964年のことですから、何事も
なく活動を続けていれば、今年で54年目ということになるロックバンド
のレーナード・スキナードが5月4日のウェストパームビーチをスタート
に「Last Of The Street Survivors Farewell Tour」を開始します。



フェアウェルということで、今回のツアーを以てレーナード・スキナード
としての活動を終えるみたいな感じで、バンドがデビューした場所であり
オリジナルメンバーの出身地でもあるフロリダ州のジャクソンビルが最終
公演地であることからも最後のツアーである可能性が高そうです。




アメリカ・カナダ以外の日程がないことから日本を含む海外での公演予定
は全くなさそうな感じですが、元々がアメリカ南部出身でアメリカ特有の
サザンロックバンドの代表的グループであることから、アメリカ・カナダ
をツアーで周ればそれで十分という見方もあるかも知れませんね。



チケットは9月2日の最終公演まで、ほぼ売り切れの状態でスタジアムの
外野席のその外側ぐらいの席が4000円ほどで数枚販売されていますが
ステージの目前は約40000円ほどで全く席はありません。

1977年に新メンバーのスティーヴ・ゲインズを加えてスタジオ録音を
したアルバム「ストリート・サバイバーズ」の発売を目前にした移動中に
チャーターしていたコンベア240という旧式の旅客機が燃料切れのため
に沼地に墜落し、バンドのリーダーでありボーカリストのロニー・ヴァン
・ザント、バンドに加入したばかりのギターのスティーヴ・ゲインズ、更
に姉でバックコーラスのキャシー・ゲインズの三人が死亡しました。



飛行機が墜落する事故でしたが、残りのメンバーは重態ながらも生き残り
傷が癒えた後、ギタリストのアレン・コリンズ、ゲイリー・ロッシントン
キーボードのビリー・パウエル、ベースのレオン・ウィルクソンなどが、
亡くなったロニーの弟のジョニー・ヴァン・ザントをボーカルとして迎え
活動を再開していましたが、レオンは慢性肝炎、ビリーはがんで亡くなり
ゲイリー・ロッシントンも2015年に心臓発作のため重態になっている
こともありますから、ツアーに出るのは体力的にきつい部分があるのかも
知れません。



日本で同世代というと浜田省吾、甲斐よしひろ、佐野元春、松山千春など
ということになるので、この人たちのステージが見られるのもあと数年と
考えた方が良いのかも知れませんね。

ライブで聴くからこその良さってやっぱりあるじゃないですか。
そういうことを考えると年齢を重ねて上手くなることの矛盾というか複雑
なものがあるなと思ったりするものです。


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ミスター仙台

訪問&nice!ありがとうございました。
by ミスター仙台 (2018-04-30 19:27) 

suzuran

ミスター仙台さん:
コメントありがとうございます。
by suzuran (2018-05-01 23:55) 

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