クリント・イーストウッド監督の新作 [シネマクラブ]
「アメリカン・スナイパー」では実在した凄腕のスナイパーの人生を描き
3億ドルを超える興行的成功と高い評価を得たクリント・イーストウッド
監督が再び実在する人物を主人公にした映画を作りました。
タイトルは「ハドソン川の奇跡」で、実際の事故映像を見た方も多いかと
思いますが、離陸時に取りを吸い込んだためにエンジンが停止したために
真冬のハドソン川に不時着水したUSエアのA320型機による航空事故
の様子を描いた映画です。
3億ドルを超える興行的成功と高い評価を得たクリント・イーストウッド
監督が再び実在する人物を主人公にした映画を作りました。
タイトルは「ハドソン川の奇跡」で、実際の事故映像を見た方も多いかと
思いますが、離陸時に取りを吸い込んだためにエンジンが停止したために
真冬のハドソン川に不時着水したUSエアのA320型機による航空事故
の様子を描いた映画です。
エンジンが停止した機体を川に不時着させるという機長の判断と操縦技能
により、搭乗していた乗員・乗客155人が全員生存(怪我人は5名)と
いう奇跡的な結果になったことでハドソン川の奇跡と言われました。
ポトマック川では多くの乗員・乗客が亡くなりました。
この事故よりも20年以上前の1982年にはワシントンDCの空港から
離陸した航空機が翼への着氷による揚力不足のため氷結したポトマック川
に着水して、墜落時に衝突した橋の上にいた車のドライバーも巻き込んで
74人の死者を出した事故がありましたが、機長の判断力や救助隊の出動
のタイミングなど、いろいろな要因が異なっていたことによって奇跡的な
救出が可能になった事故でしたが、その様子を描いた今回の作品は批評家
の評価も高く、来年のアカデミー賞候補になるのは確実とされています。
日本公開は9月24日、例年、お盆興行が終わって内容の充実した作品が
多くなる時期の上映が決まっています。
クリント・イーストウッド監督は86歳ですが、まだまだ元気ですね。
若かりし頃のハリー・キャラハンのキャラクターは演出ではなく、ご本人
そのものだったんじゃないかと思ってしまいます。
機長、究極の決断 (静山社文庫) C・サレンバーガー 十亀 洋 by G-Tools |
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