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藤田伸二騎手が突然引退 [競馬]

JRA所属騎手として25年間騎乗を続けてきた藤田伸二騎手が9月6日
札幌競馬場での7レース終了後に、騎手免許取り消し願いを提出し、突然
競馬界を去りました。

shinji_fujita.jpg

引退までに1917勝、総収得賞金368億1095万円(騎手の取り分
は5%ですので、個人収入が368億円ではありません)の実績を残して
GⅠ(グレードワン)のレースでも17勝していますので、本来であれば
引退式が行われるのですが、藤田騎手の意志として引退式は性分ではない
ということで、突然の発表を選んだようです。


最初のGⅠ制覇はタケノベルベットでのエリザベス女王杯で、その後は
フサイチコンコルド 東京優駿(日本ダービー) 1996年
シルクジャスティス 有馬記念         1996年
マサラッキ     高松宮記念        1999年
シルクプリマドンナ 優駿牝馬(オークス)   2000年
アドマイヤドン   朝日杯FS        2001年
ショウナンカンプ  高松宮記念        2002年
ダンツフレーム   宝塚記念         2002年
アサクサデンエン  安田記念         2005年
エイジアンウインズ ヴィクトリアマイル    2008年
ローレルゲレイロ  高松宮記念        2009年
ローレルゲレイロ  スプリンターズS     2009年
トランセンド    ジャパンカップダート   2010年
トランセンド    フェブラリーS      2011年
ヒルノダムール   天皇賞(春)       2011年
トランセンド    マイルCS南部杯     2011年
トランセンド    ジャパンカップダート   2011年
というGⅠ勝利を挙げています。



藤田騎手の引退メッセージの中でも、競馬界の問題として指摘されている
「エージェント制度」によって、騎乗機会が増減するようになったことで
藤田騎手の騎乗機会も減り、モチベーションが低下したことが突然の引退
の大きな理由の一つだと推察します。

残念ではありますが、今までに藤田騎手が著した本の中で、競馬会の現状
などについての問題が提起されていますので、興味のある方は藤田騎手が
書いている本を読んでみていただけたらと思います。

騎手の一分――競馬界の真実 (講談社現代新書)騎手の一分――競馬界の真実 (講談社現代新書)
藤田 伸二

競馬番長のぶっちゃけ話 (宝島SUGOI文庫) 競馬番長のぶっちゃけ話 騎手仲間編 (宝島SUGOI文庫) 誰も書かなかった 武豊 決断 (一般書) 勝負師の極意 競馬裏事件史 これが真相だ!! (宝島社文庫)

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