映画「小野寺の弟 小野寺の姉」

好感度の高いイケメン向井理が弟、美人とは違いますが個性的で役者向き
な女性の片桐はいりが姉を演じているのが「小野寺の弟　小野寺の姉」と
いうコメディ映画です。



弟は、小学生時代に姉に対して行なった小さな悪戯によって、姉に対して
大きな負い目を感じるようになったのに対して、姉は自分の恋愛を諦めて
弟の幸せを願うという兄弟の物語で、両親は早くに亡くなっているという
設定で話は進んでいきます。

間違って配達された手紙を二人して本人のところまで届けたことによって
弟に恋の兆しが生まれ、姉にも恋愛運が向いてきたのか？という展開から
終幕に向かって話は進んでいきますが、これ以上は映画を見ていない人に
お伝えするのは失礼かと思うので、書くことは止めておきます。

５０歳の片桐はいりが、４０歳の役を瑞々しく演じ、向井理が黒縁眼鏡で
単純なイケメンとしての出演ではないことを見せてくれる映画です。

ハッピーエンドではないものの、いろいろな意味での温かさを感じられる
コメディ映画で、お勧めの小品という感じですね。

小野寺の弟・小野寺の姉 (幻冬舎文庫) 西田 征史 by G-Tools

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