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感染源は東京だったデング熱 [健康・医療]



埼玉県在住の10代の女性がデング熱で入院したという報道があった時に
日本国内で感染したのであれば、デング熱のウィルスを持つ蚊が生息する
可能性は極めて高いことから、同様にデング熱を発症するケースはあると
思っていましたが、同じ学校に通う20代の男女がデング熱に感染して、
治療を受けていることが分かりました。

三人が一緒に行動したのが東京都の代々木公園だということで、ウィルス
を持つ蚊は代々木公園にいるのではないかという疑いが持たれて駆除作業
が行なわれたようです。

ウィルスを持つ蚊が一匹だけだとしたら、いくらなんでも三人の血を吸う
なんてことは物理的に無理だと思いますから、実は代々木公園には熱帯性
の蚊が大繁殖しているという話かも知れませんね。

蚊の世界に縄張りがあるという話は聞いたことがありませんので、実際の
行動範囲などを考慮したら、実は渋谷区や新宿区にはデング熱のウィルス
を持つ蚊が普通に繁殖しているなんてこともないとは言えません。

デング熱を媒介するヒトスジシマカは午前中と午後の涼しい時間帯に活動
しますので、日中に蚊に刺された時は要注意だと思います。

熱帯地方では日中に蚊に刺された時はデング熱、夜に蚊に刺された時には
マラリアに感染するとされていますが、現時点では日本国内でマラリアに
感染した例は報告されていないので、まずはデング熱に注意ですね。

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荒木 修

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