山中慎介・長谷川穂積が１ＲＫＯ勝ち

東京・大田区総合体育館で、世界ボクシング評議会（ＷＢＣ）の世界戦が
行なわれて、バンタム級チャンピオン山中慎介が、１Ｒ２分４０秒でＫＯ
勝ちを収めました。



また。同じ会場で元世界チャンピオンの長谷川穂積がスーパーバンタム級
での世界挑戦を前提とした１０回戦が行なわれ、メキシコ人選手のヘナロ
・カマルゴを相手に１ＲＴＫＯ勝ちをしました。



ここ最近のボクシングの世界は暫定チャンピオンとか、名誉チャンピオン
とか、一つの団体（例えばＷＢＡ）の同一階級に何人ものチャンピオンが
存在する状態が続いていますが、あまりにもチャンピオンが増えると当然
チャンピオンという存在自体の価値も下がるわけで、特にＷＢＡの場合は
スーパーチャンピオンとか、意味不明なチャンピオンが多すぎです。

以前は、ボクシングはプロレスのように筋書きのある格闘技ではなく真に
強い人しか頂点に立てないリアルスポーツのはずでしたが、金儲け第一の
兄弟が現れてから、ＪＢＣ（日本ボクシングコミッション）は自分で自分
の首を絞めているような状況にあって、これを何とかしないとボクシング
は、いかがわしい興行の代名詞みたいになってしまうように思います。

ところで、危険な倒れ方をしたカマルゴ選手は大丈夫だったのかな？

ボクシング現役世界チャンピオン「孤高の軌跡」 (別冊宝島 2054) by G-Tools

タグ：ボクシング チャンピオン 長谷川穂積 WBA JBC