スポーツ選手の所得ランキング発表

アメリカの経済誌「フォーブス」が、世界のスポーツ選手のこの１年間の
所得ランキング（当然、高額所得者です）の発表をしています。

一年間の所得額が一般の会社員の生涯収入を超えているわけですから全く
浮世離れした別世界の話ではありますが、日本ではかなり前に高額納税者
の番付が非公開になりましたから、興味のある話ではあるかと思います。

一つ不思議なのは個人主義、プライバシーの侵害にとても敏感なアメリカ
で、なぜ有名人・著名人の年収は公開されるのか？という点なんですが、
お金に余裕のある人は慈善事業や寄付に出資するのが当然視されている国
なので、社会福祉に貢献している人という意味かな？と勝手に思います。

日本の高額所得者は税金を誤魔化しているか、不動産や株で自分の稼ぎを
増やすことにだけ熱心で、社会貢献には興味の無い金の亡者ばかりなので
名前を公表されるのが恥ずかしいということなのでしょう。

それはともかく、首位になったのは性依存症と夫婦間の問題で収入が格段
に下がってしまっていた、ゴルフのタイガー・ウッズが約７８１０万ドル
（約７８億円）を稼いで二年ぶりに復活しました。

今シーズンは本業のゴルフで４勝し、スポンサーとのライセンス契約金や
コース設計の報酬なども積み増しをして首位になったわけで、女性関係の
トラブルの影響は完全に払拭されたようですね。

２位　テニスのロジャー・フェデラー（スイス）　　　　７１５０万ドル
３位　ＮＢＡのコービー・ブライアント（レーカーズ）　６１９０万ドル
と続き、昨年１位だったボクシングのフロイド・メイウェザーは１４位に
まで後退した他、クラブチームからの引退を表明したサッカーのデビッド
・ベッカム（英国）は４７２０万ドルで８位でした。

女子選手の最高位は２９００万ドルを稼いだマリア・シャラポワの２２位
さらに続いて、２０５０万ドルのセリーナ・ウィリアムズが６８位となり
１８２０万ドルの李娜（中国）が８５位とテニス選手３人です。

日本人では、ただ一人、ニューヨーク・ヤンキースのイチロー選手だけが
１９６０万ドルで７７位に入っています。

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タグ：高額所得者 スポーツ選手 フォーブス プライバシー タイガー・ウッズ