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2023年・ジャパンカップ【GⅠ】 [競馬]

天皇賞・秋の直前に、レースが終わった馬の鞍を外している時に馬に蹴られて
怪我をした武豊騎手が、ドウデュースで復帰すると思っていたジャパンカップ
でしたが、蹴られた太ももの筋挫傷がまだ回復していないということで、回避
ということになりましたので、ドウデュースは再度、戸崎圭太騎手が騎乗して
レースに出走しました。


動画で見る限りは、そんなに強く蹴っているようには見えませんが、やっぱり
本気で走れば時速70km/hの速さですから、脚力はすごいんですね。

筋挫傷という怪我は、単純に言えば筋肉組織の損傷で軽い場合は数日の安静で
治りますが、馬に蹴られたわけですからね、約500キロの体重を支えている脚
で蹴られた衝撃は相当のものだと思いますから、骨折はしていなくても時間は
かかる症状のようで、完全復帰は有馬記念というような話があります。
ドウデュースも待っていると思うので、無理をしないで療養とリハビリをして
有馬記念に出てきて欲しいです。


本題のジャパンカップですが、単勝1.3倍の別格の人気を集めた現役最強馬の
イクイノックスが2着のリバティアイランドに4馬身差を付けて勝ちました。
現役最強馬というか、2022年の天皇賞・秋以降、有馬記念、2003年になって
トバイシーマC、宝塚記念、天皇賞・秋、ジャパンカップと6連勝です。



イクイノックスに勝ったのは、皐月賞のジオグリフ(皐月賞以降、最高位でも
4着と低迷しています)と、日本ダービーのドウデュースのみ。

ドウデュースは、ここ最近の直接対決では、武豊騎手ではなく戸崎圭太騎手に
乗り替わっているので、本気を出しているかはわかりませんが、結果としては
直接対決でも二連勝中ということになります。

イクイノックスの次走予定は、有馬記念だと思っていましたが中三週での出走
ということになるため、万全な状態での出走は難しいということで、有馬記念
の出走を回避することを決定すると同時に、社台スタリオンステーションから
是非、健康な状態で種牡馬として迎えたいというオファーに応えるということ
でジャパンカップを最終レースとして引退が決まりました。

そういうことですから、武豊騎手が騎乗したドウデュースとは、決着をつける
ことなくターフを去ってしまうわけですが、まだキタサンブラックが存命中で
あるにも関わらず、種牡馬として最強のサラブレッドを生産したいという強い
思いがあっての引退だと思うので、長生きして世界でトップレベルの競走馬を
たくさん誕生させてもらいたいです。

なお、ジャパンカップの二着以下については、以下のようになっています。
2着 リバティアイランド 川田騎手 ドゥラメンテ産駒
3着 スターズオンアース ビュイック騎手 ドゥラメンテ産駒
4着 ドウデュース 戸崎圭太騎手 ハーツクライ産駒
5着 タイトルホルダー 横山和生騎手 ドゥラメンテ産駒

2着から5着までのうちの三頭がドゥラメンテ産駒ですからね、ドゥラメンテの
早逝は本当に社台グルーブのみならず、日本の競馬界にとって残念な話だった
ことが実感できるジャパンカップの結果です。

来週は数年前にジャパンカップダートから、チャンピオンズカップにレース名
が変わったダートレースのGⅠレース、チャンピオンズカップの開催です。
個人的には、チャンピオンズカップって随分と安っぽい名称だなと思いますが
JRAの人はカッコいいと思って付けたんでしょうね。


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