F1-grand prix 2023年・第12戦 ハンガリーGP 決勝 [モータースポーツ]
という展開になって、今年はレッドブル以外に優勝チームはありません。
去年からの通算では12連勝になり、マクラーレン・ホンダがアイルトン・セナ
とアラン・プロストで作った記録を抜きました。
ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトンでしたが、メルセデス
が最強だったシーズンとは違って、蹴り出しの時点で、すでにダッシュ力で差
を付けられて終わってみれば、マックス・フェルスタッペンが、ファステスト
ラップを記録する完勝で、二位との差は33秒以上ですから独走です。
二着には好調なマクラーレンのランド・ノリスが入り、三着はスランプからの
完全回復かどうかは、まだわかりませんがセルジオ・ペレスが入りました。
ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトンは、結局4着に終わり
マックス・フェルスタッペンとの差は39秒ありますから、ホンダのエンジンに
なにかのトラブルが発生しない限りは、追い付ける差ではありません。
5着はルーキーのオスカー・ピアストリで、アップデートが順調に進んでいる
マクラーレンに参加したオスカー・ピアストリとここ数年で最悪の不出来だと
されているアルファタウリで大苦戦したニック・デ・フリースでは、明らかに
ニック・デ・フリースはハズレくじを引いたと思います。
そのアルファタウリに今回から加わったダニエル・リカルドですが、現時点で
不安定なリアの改善が進んでいないとされているマシンでは、なかなか上位に
進出することは出来ず、ゴールしたのは13着でした。
17番手スタートの角田裕毅は、一発逆転を狙ってソフトタイヤでスタートして
11番手まで順位を上げましたが、摩耗の早いタイヤを早めに交換している間の
クルーの動きが鈍く、作業に手間取っている間に順位を下げてしまい、序盤で
追突事故に巻き込まれて順位を下げていたチームメイトのダニエル・リカルド
にも抜かれて15位でレースを終わりました。ダニエル・リカルドは13着。
前半戦は次戦のベルギーGPが中締めになり、その後一か月のサマーホリデーを
挟んで、8月27日のオランダGPから再開になります。
当初はこの一か月の間に、ニック・デ・フリースの処遇が決まるはずでしたが
ヘルムート・マルコが短気なのか、多くの人が噂話だと思っていた割には驚く
タイミングで解雇されてしまったので、違和感はありました。
ソフトタイヤのパフォーマンスは割と良かったみたいなので、天候とマシンの
仕上がり次第では、ベルギーGPで角田裕毅の入賞が見られるかな?
トト・ウルフがMAX以外はF2マシンに乗ってレースをしているといったようなコメントを残したそうですが流石にここまで強いとしらけちゃいますネ
そろそろエレメント規定オーバーのグリッド降格もありそうなのですが10グリッド降格でもハンデになりそうにもありませんね
DAZN中継の表彰式の最後にノリスが口元を押さえてMAXと話していたのは連続2位表彰台で感極まったかと思ってみていましたがまさかあんなオチがあったとは(ノリス、笑いをこらえていたんだ)
by 青い森のヨッチン (2023-07-25 14:45)
青い森のヨッチンさん:
コメントありがとうございます。
ルイス・ハミルトンが同一サーキットで、9回目のポールポジションを
獲得ということで、フロントローからスタートした二台が接触するかも
知れないという緊張感がありましたが、スタートからトップに立って
2位に30秒以上の差を付けての優勝でしたからね。メルセデスのボスが
F1マシンが先頭を走って、30秒後方でF2マシンがバトルをしていたと
いう表現は現状を分かりやすく表現していると思います。
セルジオ・ペレスも6番手スタートから表彰台に辿り着くことが出来て
少なくとも前半はレッドブルの完全制覇に終わりそうな感じです。
ランド・ノリスが落として壊した陶器製のトロフィーは、半年かけて
手作りで造ったものなので630万円もするみたいですね。
そんなトロフィーを壊してしまっても笑って済ませられる度胸がないと
時速300キロ以上でコースを走るF1ドライバーにはなれないかもです。
by suzuran (2023-07-25 23:45)