F1-grand prix 2023年・第11戦 英国GP 決勝 [モータースポーツ]
優勝したのは、レッドブルのマックス・フェルスタッペン。
二着に入ったのマクラーレンのランド・ノリスに約3.8秒の差を付けました。
実際の勝ち方はタイムの差以上に強い勝ち方に見えました。
前半戦というか、カナダGPまでは調子の良かったアストンマーティンでしたが
オーストリアGP以降、予選でも精彩を欠くというか、マクラーレン勢の台頭が
目立ってきていて、アップグレードの効果が出てきているようです。
メルセデスも強気の発言をしてはいましたが、まだマクラーレンを超えている
状況ではないように見えますし、相変わらずジョージ・ラッセルは嫌いです。
※ 個人の感想なので気にしないで下さい。
現時点でノーポイントのドライバーはウィリアムズのローガン・サージェント
とアルファタウリのニック・デ・フリースですが、英国GPではポイント獲得の
一歩手前の11位でゴールしたローガン・サージェントに対して、完走17台中
17着だったニック・デ・フリースは、本格的に俎上に載せられた状況になって
いることをレッドブルの大ボス・ヘルムート・マルコが明言しました。
夏休み前のハンガリーGP、ベルギーGPの内容次第でチームを解雇することを
考えているということのようで、今年のマシンは不出来だとしてエンジニアが
解雇されたぐらいのアルファタウリの事情を考えたら、半年で結論を出すのは
早過ぎるのではないかと思いますが、一介のF1好きな日本のヒトには、なんの
発言権もありませんから、冷たいんじゃないのとしか言えません。
そうは言っても、同じパワーユニットを積んでいるレッドブルは現在11連勝中
ということですからね、マシンの出来がいくら悪くても、レース中に見せ場の
一つぐらいは角田裕毅のように作れよ、という気持ちもあるでしょうね。
次にはダニエル・リカルドが控えているという噂もありますが、レッドブルと
違って、アルファタウリはあくまでも若いドライバーが修行をしてレッドブル
のドライバーにステップアップすることが求められるので、現在F2で参戦中の
ドライバーを昇格させる方向で考えられているようです。
どちらにしても前半戦の残り二戦が、ニック・デ・フリースのアピールの場に
なるわけで、無理をして事故になるようなことがないことを願います。
後、心配なのはセルジオ・ペレスです。
予選ではQ1で敗退し、決勝でも8位と不本意な成績で終わっていて、一時期は
マックス・フェルスタッペンと年間優勝を争うのでは?と言われていたぐらい
だったのに、最近ではアルファタウリのマシンに乗っているぐらいに不安定で
前回のオーストリアGPの時に高熱が出て体調が悪かったというのが、慢性的に
なっていないかが最大の心配事です。
次回のハンガリーGPのセルジオ・ペレスとニック・デ・フリースのレースに
注目したいと思っています。
MAXの強さはもう疑いのないもので完全に異次元なのですが今GPのサプライズはマクラーレンでしたね
残念ながら2番手勢はペレスは蚊帳の外でマイレースごと面子が入れ替わるという面白さ
次戦からはリカルド復帰でアルファタウリのマシンが本当にダメな子なのかが少しはっきりするかもです。
by 青い森のヨッチン (2023-07-13 20:53)
青い森のヨッチンさん:
コメントありがとうございます。
マクラーレンのアップデートが成功したのに対して、メルセデスは特段の
改善は見られないような気がしますが、地味に戦闘力が上がっている感じ
はします。それに対してアストンマーティンは他チームのアップデートに
対抗できない感じで、前半戦のトップ3はレッドブル、マクラーレンと
メルセデスに絞られてきたように感じています。
アルファタウリのマシンはアップデートをして悪くなったみたいな感じで
フランツ・トストのみならず、ヘルムート・マルコまでが失敗作だと認め
リアム・ローソンを乗せるのは気の毒だから、経験が豊富で開発面でも
期待できるダニエル・リカルドを起用したということのようですね。
あのポンコツで10-11位の間を走っている角田裕毅の評価は高まっていて
2025年以降のレッドブル昇格も考えられてはいるみたいですが、ホンダ
がアストンマーティンに連れて行くことを警戒しているので、すんなりと
レッドブルに昇格させるのは難しいということで、セルジオ・ペレスの
後釜としてランド・ノリスと交渉を開始しているらしいですね。
ドライバーの人選にもいろいろと駆け引きがあって難しそうです。
by suzuran (2023-07-13 23:19)