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ラストタンゴ・イン・パリの追悼上映 [シネマクラブ]

昨年11月に死去したベルナルド・ベルトルッチ監督の追悼上映ということで
2016年に大きな問題となった「ラストタンゴ・イン・パリ」が東京都内の
映画館で4Kデジタルリマスター版として上映されるようです。

ast Tango in Paris.JPG

1974年の公開当時には性描写が過激すぎるとしてイタリアでは上映禁止と
なり、アメリカではインモラルなシーン(演技以上の性交場面)がカットされ
さらに成人映画指定されたもののセンセーショナルな内容だとして、評論家が
絶賛しベルナルド・ベルトルッチは名監督だとされました。


2013年にフランスの映画イベントで、作品の中の強姦シーンが主演女優の
故マリア・シュナイダーさんに事前に説明されることなく、本人の合意のない
状態で、ベルトルッチ監督とマーロン・ブランドの打ち合わせ(おっさん二人
が若い女性を強姦する動画を撮影する密談をしたわけです)によって、撮影が
行われたことを、当事者のベルトルッチ監督が認めたことから、大きな問題に
なっていた作品です。

妻が自殺した直後のホテル経営者がパリで知り合った若い女性を強姦し、以後
退廃的な性的関係を続けた挙句、二人の関係は悲劇的に終わりを迎えるという
内容で、映画の筋としては重要な場面かも知れませんが、ベルトルッチ監督の
言う「女優としてではなく一人の少女としてのリアクションが欲しかった」と
いった映画としての撮影ではなく、無法者が強姦シーンを撮影して喜ぶという
性犯罪者の所業を行ったわけであり許されるものではありません。

時代は移り変わり、#ME TOO運動と呼ばれる女性に対する性的嫌がらせや
合意のない性的接触に対する視線が厳しくなっている現在、わざわざリアルに
48歳の男が、嫌がる19歳の女性の肛門にバターを塗って強姦するシーンを
メインにした映画を上映するのかその意味が分かりません。

Last Tango In Paris butter.jpg
指先でバターを掬い取っているシーン。これも二人で相談したようです。

マリア・シュナイダーさんはこの作品でいろいろな意味で有名になりましたが
その後の女優としての活動はほとんどなく、薬物依存と精神病により健康的な
生活をすることもなく2011年に58歳で寂しく亡くなりました。

初めて主役クラスの待遇で出演した映画で、30歳も年上の男にカメラの前で
アナルセックスを強要されて、その場面が公開されたわけですから、精神的な
問題が出るのは当たり前だと思いますが、その後、実際に強姦をしたマーロン
・ブランドからもベルトルッチ監督からも謝罪や慰めがなかったということで
精神疾患によって亡くなった原因を作ったのは、この二人だと思います。

Maria Schneider_2011.jpg

ということで、この映画は「イタリア映画界の巨星」が作った名作でも何でも
なく、少女を強姦してその反応を記録に残したかった変態親父達の犯罪の記録
でしかありませんので、特に女性にはお勧めできない映画です。

もしも若い女性が中高年の男性に誘われたら、下心で一杯だと思いましょう。


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