螺旋構造の建物で上りと下りが別の通路になっているため、参拝者の通行
が妨げられず、多くの人が安全に参拝できるようにということで、当時の
住職が考えた建築方式になっているようです。
時間があまりなかったので、外観だけを見て山を下り白虎隊記念館の前に
着いて、臨時休業いう張り紙を見てビックリです。
白虎隊の生き残り隊士である酒井峰治氏が書き遺した「戊辰戦争実歴談」
を見られることを期待していましたが、残念ながらお預けになりました。
酒井峰治氏は退却時に仲間とはぐれ、道に迷っていた時に知り合いの農民
庄三さんに助けられ、はぐれてしまった愛犬クマとも再会できて、後には
北海道に渡り、酪農家として生涯を終えたそうです。
その酒井峰治氏の銅像は屋外に設置してありましたが、やはり記念館では
展示物を見たかったですね。次にいつ行けるかもわからないので。
帰りにお茶を買おうとセブンイレブンに行きましたら、なにかが違うぞと
考えて気付いたのが、お店の配色が緑と赤ではなく白黒なんですよ。
お店の人の話では、観光地や景勝地にあるセブンイレブンは景観の邪魔に
ならないように白黒にしないと駄目なようです。
セブンイレブンの後方の山が稲盛山で、ちょうど白虎隊が自刃した場所に
なりますし墓地でもあるので、気遣いも大変ですね。
この後、バス停で「はいからさん」に乗って、会津若松駅まで戻り、宿の
送迎バスで、東山グランドホテルまで乗せてもらい二日目が終了です。
翌朝、窓の外は新たに降った雪景色でした。
チェックアウトをして帰る頃には溶けていましたが、これが今冬最後の雪
ということになりそうです。
最後の日は、会津若松から在来線、郡山で東北新幹線に乗り換えて、品川
までは山手線、そして東海道新幹線で帰っただけですので、特に書くこと
はありませんので、今回で会津の旅行の話はおしまいになります。
雪が残る会津(福島県)へ -7
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