いつもお客さんが多いみたいですが、時間も遅く閉店間際だったのでお客さん
が少なくて、のんびりした時間が流れていたのも良かったです。
ラーメンを食べ終わり、再び、まちなか周遊バスのあかべぇに乗車して白虎隊
が自決の道を選んだ飯森山下のバス停へと移動しました。
バス停から歩道を歩いて飯森山ら向かうと、山というぐらいですからね、長い
石段を登らないとお墓の場所までは辿り着けないことを再確認しました。
行きたいところは元気なうちに行かないと…と、普段から思っていますが階段
を見ると特に強く思います。(下肢静脈瘤もあるので階段は苦手です)
会津若松観光ナビより
ですが、飯森山にはスロープコンベアという簡単に言うと坂道仕様の動く歩道
という感じの設備が整えられていました。
エスカレーターではなく、何故あえて坂道にしたか?の理由は分かりませんが
山上まで250円で上がれるのですからありがたいことです。
山上まで上がると、白虎隊士のお墓とは別に大きな石碑が目に付きます。
会津藩殉難烈婦の碑と書かれた石碑は、戊辰戦争で自刃または戦死した婦女子
約230名の霊を弔うため、元白虎隊士らによって建てられたそうです。
弔われた女性たちの他に、600名ほどの女性が官軍たちに連れ去られたり殺害
されたという話もあり、戦争なんて絶対にするものではありません。
正面に自刃した白虎隊の隊士19名のお墓があり、その右側には戊辰戦争で戦い
亡くなった隊士31名のお墓、さらに白虎隊に所属していたわけではなく戦争で
犠牲になった少年武士62名の慰霊碑が白虎隊の仲間として建てられています。
生き残った藩主・松平容保が歌を詠んでいますが、それ慰めになりますかね?
「幾人の涙は石にそそぐとも その名は世々に朽ちじとぞ思う」
小椋佳さんと堀内孝雄さんの「愛しき日々」の方が、出来は良いと思います。
ここにきて何が残念だったかと言えば、白虎隊記念館が臨時休館だったことで
せっかく会津まで行ったので、見たかったのですが、それが心残りです。
雪が残る会津(福島県)へ -6
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