開幕から2連勝のマックス・フェルスタッペンですが、息子のメルセデスへの
移籍を画策する父親とか、元F1ドライバー（大体、こういう場面で根拠不明な
与太話を展開しているのは、過去にF1出走経験はあるけれど、表彰台どころか
入賞経験があるかもわからない無名な元ドライバーであることが多いです）の
たら・れば論が垂れ流し状態で、気の毒だなと思います。
アレクサンダー・アルボンは、FP1でマシンが大破。
スペアカーのないウィリアムズは、ローガン・サージェントは予選参加が出来ませんでした。
そんな感じで周囲が雑音を鳴らしまくっている状況でも、ポールポジションを
獲得出来るんですから、ドライバーとしての資質だけでなく精神力も強いこと
が証明されて感じです。
2番手にはフェラーリのカルロス・サインツが入り、3番手にセルジオ・ペレス
ということで、三戦連続でレッドブルの1-2かも？という感じでしたが、今回
セルジオ・ペレスはハースのニコ・ヒュルケンベルグの妨害をしたという裁定
が出たために3グリッド降格のペナルティを受けることになりました。
決勝レースで4人を抜くことが出来れば2着でゴール出来る計算ですが、ペレス
のグリッド降格で繰り上がったのはランド・ノリス、シャルル・ルクレールと
オスカー・ピアストリの三人なので、簡単には行かないでしょうね。
去年の最低レベルのマシンからレッドブルの部品を流用して、大きく進化した
VISAキャッシュアップRBは、角田裕毅が8番グリッドを獲得しました。
角田裕毅本人がオーストラリアは好きなコースだと言っていたこともあり結果
を出したということになるかと思います。決勝が大事ではありますけどね。
角田裕毅が8番手（4列目）を獲得したのに対して、ベテランのチームメイトの
ダニエル・リカルドは18番手と大きく出遅れました。
Q1でラップタイムが削除されたためQ2以降の出走が叶わなかったというのは
残念でフラストレーションが溜っているようですが、結果として角田裕毅との
差は大きくなっていて、2025年からレッドブルに復帰するという目標には相当
足りない部分がある感じです。
逆に角田裕毅にとっては得意なコースで、8番グリッドからのスタートなので
今年初の入賞に大きく近づいた感じで、決勝が楽しみなレースです。