「キャッツ」や「ライオンキング」「エビータ」など、以前からミュージカル
作品の上演で、多くの観客を動員し、高い評価を得てきた劇団四季が、来年の
4月(2025年4月)から、英国で2020年に上演され、2023年からニューヨーク
のブロードウェイでも上演されている「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の
ミュージカルを上演することを発表しました。
映画のイメージをどこまで再現できているかはわかりませんが、英国での上演
では英国の演劇界でもっとも権威があるとされているローレンス・オリヴィエ
賞の最優秀新作ミュージカル賞を受賞するという高評価を得ているので、日本
での上演も話題になることは間違いないような気がします。
ミュージカル作品の脚本は、映画の脚本と同じくボブ・ゲイルが担当し、監督
だったロバート・ゼメキスがプロデューサーとして参加しているということで
音楽も映画の曲が使用されているのが良いですね。
3部作だった「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の第一作がミュージカルに
なるということで、リアルタイムで上映されたのは1985年ですから39年前の
作品(日本での上演は映画公開40周年と付くことでしょう。)になりますから
知らない人も多そうですが、日本では特に人気のある映画なので、テレビでも
繰り返し放映されているので全くの初見という人は意外に少ないかもです。
主演のマイケルJフォックスは、パーキンソン病のため俳優を引退することに
なってしまいましたが、短い俳優生活の中で人々の記憶に残り、ミュージカル
として上演されて成功している映画に主演出来たことは、映画俳優として誇り
にしていいことだと思います。
デロリアン(タイムマシンに改造された車)も細かい部分まで再現されていて
時代を飛び越える場面では、最新の映像・照明・音響技術を融合した今までに
ないステージを体験できるということで、日本での上演を見てみたいと思って
はみるものの最大の難点は、劇団四季のチケットの取り難さですね。
日本での上演は、JR東日本四季劇場「秋」(山手線の浜松町駅の近くです)で
2025年4月に開幕し、チケットは2024年12月の予定です。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で思い出しましたが、あの作品で科学者
ドクを演じていたクリストファー・ロイドを昨年、久し振りに見ました。
その話は、また別の記事で書くようにします。