日本平からのロープウェイも駐車場の状況通りに混雑した状態で、チケットを
買う時には並ぶことはありませんでしたが、乗車待ちの列は長かったです。
通常は10-15分間隔の運転のようですが、混雑していたため到着したら乗客を
入れ替えて、ほぼエンドレス状態での運転で、乗車時間自体は5分程度なので
6-7分間隔での運転という感じでした。
車内から下を見るとかなりの高さなので、落ちたら終わりだな…なんてことを
考えなければ良いのに考えてしまい、こういう乗り物は好きになれません。
とは言うものの久能山の下から石段を登ったら1159段あるそうで、語呂合わせ
で「いちいちご苦労さん」と呼ばれる、とロープウェイの音声ガイドで説明が
されていましたが、そんな階段を上るなんてあり得ませんので、ロープウェイ
がなければ絶対に久能山東照宮に行くことはないです。
神主さんと巫女さんは、毎日石段を登って通勤(仕事に行くのですから通勤で
間違いないですよね?)しているそうで、それこそ「いちいちご苦労さん」と
いう感じがしますが、ロープウェイの年間定期は3,500円らしいので、絶対に
それを使って通勤した方が合理的だと思ったりします。
下からの階段を登りきったところからは、石垣いちごのビニールハウスと海が
見えて絶景です。(ロープウェイから降りているので石段を登ってきたという
達成感はありませんが、きれいな景色です。)
ロープウェイで日本平から降りてきても、久能山東照宮の入口から社殿までは
石段が続き、さらに徳川家康公の墓所までは社殿から石段が続きます。
社殿からさらに、この石段を登らないと行けません。
普通の階段ならともかく、石段の段差が目測で20センチ以上あるので、普段は
階段さえ30段ぐらいしか登らない人には過酷な石段登りでしたので、社殿から
先には行っていません。(家康公のお墓があることだけ分かれば良いです)
社殿を正面から見た後、墓所へと続く道を奥へと進むと社殿の横の部分が見え
龍などに守られた絢爛豪華な社殿を見ることが出来ました。
屋根の縁の部分を見ると、韓国のお寺と同じような色遣いなのが不思議な感じ
がしましたが、仏教と儒教の違いもよくわからないので、どうして徳川家康公
の菩提寺の屋根が韓国と同じような感じなのかもわかりませんが、百済の時代
の陶工が日本で焼き物文化を反映させたという話もありますからね、徳川家康
が亡くなって以降の時代に作られたお寺でも、他のお寺では見かけないような
装飾が残されている理由も知りたいと思いましたが、そこまで解説してくれて
いる久能山東照宮の説明は見つけられませんでした。
あの石段は厳しいです、登りはなんとかなりますが降りる時は、膝にくるので
手すりを伝ってヨレヨレと降りるしか出来ませんでした。
段差がある上に急なので怖いと感じますから、もう行くことはないでしょう。
久能山東照宮・初参詣
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