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物価高で活用されるサーモントラウト [限定・季節の食材]

量販店で売れる魚種と言えば、刺身ならマグロ、鯛、サーモン、塩干品ならば
塩サバ、しらす干し、塩鮭になり、生魚だとアジ、カレイ、生鮭という感じで
いろいろな用途に使えて、女性に有用な栄養素を含む「鮭」は水産売り場には
絶対に必要な魚種になっています。

以前は、一般に流通している鮭は秋鮭・時鮭(どちらも白鮭ですが、漁獲時期
によって名前が変わります)、養殖の銀鮭、そして紅鮭が大半でした。



ところが、数年前から北海道沿岸の鮭の漁獲量が激減(地球温暖化により海水
の水温が高めに推移しているために北海道に近付かなくなっているという説が
支持されています)している他、カナダやアラスカの紅鮭の漁獲量も減少して
いますし(理由は諸説ありますが確定的なのはないです)ロシアとウクライナ
の戦争が勃発し、ロシアからの輸出が減っていること、さらに養殖用の餌代も
高騰しているために鮭の価格が全体的に上がっています。


そこで、最近になって目立つのがサーモントラウトです。
テイクアウト用の弁当コーナーで販売されている弁当の鮭は、銀鮭の切り身が
使われていましたが、今ではほとんどがサーモントラウトです。

回転寿司で人気のネタの一位になっているサーモンも、以前はノルウェー産の
アトランティックサーモンでしたが、今はサーモントラウトです。

鮭はサーモンだから、サーモントラウトも鮭でしょう、と考える人もいるかも
知れませんが、サーモンという括りで見ればグレーゾーンですが、日本語では
鮭と鱒という別々の言葉があるので、サーモントラウトは鮭ではないです。

では、サーモントラウトというのは、どういう魚種なのでしょうか?
海外では、海と川を行き来するサケ科の魚を全てサーモンと呼び、淡水だけで
生活する種類はトラウトと呼ぶという基本ルールがあります。
このルールを当てはめた場合、サーモントラウトという名前は、生息する水域
もはっきりとわからない、謎の魚になってしまいます。

とは言うものの正体ははっきりしていて、サーモントラウトはニジマスを海で
養殖した場合の呼び名になります。



ニジマスは英名をレインボートラウトと言いますが、幼魚の時期から海で養殖
して育成したものには虹色の帯が出なくなり、他のサケ科の魚種と同じように
銀白色で外見上は鮭と言っても差し支えの無い姿になります。

ニジマスは成長が早く、環境の適応力が高いために出荷が可能になる大きさに
なるまでの期間が短く済むので、天然の鮭や養殖の銀鮭よりもコストを抑えて
大量養殖が可能なので、入手しやすいサーモントラウトが主役になりました。

淡水に棲んでいるニジマスも、養殖されたものは寄生虫の心配がないので生食
することは可能(富士宮の富士山サーモンが有名)ですが、日本の場合は海水
で養殖している地域はあまり聞いたことがなく、日本で養殖されたニジマスは
体に虹色の帯があり、あくまでもニジマスです。

そんなわけで、ノルウェーやチリの海水で養殖されたサーモントラウトが輸入
され、刺身用にしたり、ムニエル用などの料理素材、そして塩鮭など鮭需要の
主力として量販店で売られるようになったのが現在ということになります。

個人的には泥臭さが感じられるので、サーモントラウトは好きではないです。
出来るだけ、天然の白鮭や紅鮭を食べたいなと思っています


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コメント 6

チヨル(たろう)

あけましておめでとうございます♪
本年も宜しくお願いいたします(^^)
by チヨル(たろう) (2023-01-05 06:20) 

ぽちの輔

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします^^
by ぽちの輔 (2023-01-05 10:58) 

kousaku

こんにちは!
今年もよろしくお願いいたします。
by kousaku (2023-01-05 14:15) 

suzuran

チヨル(たろう)さん:
あけましておめでとうございます。
今年も駄文の投稿を続けますので、よろしくお願いいたします。
by suzuran (2023-01-06 00:41) 

suzuran

ぽちの輔さん:
あけましておめでとうございます。
今年も読ませていただきます。
どうぞ宜しくお願いします。
by suzuran (2023-01-06 00:42) 

suzuran

kousakuさん:
ご挨拶いただきありがとうございます。
今年も引き続き、よろしくお願いいたします。
by suzuran (2023-01-06 00:44) 

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