後半戦が始まって、レッドブルとマックス・フェルスタッペンがどこまで連勝
記録を伸ばすのか?といことが、一つの注目ポイントになっていましたが大雨
による赤旗中断があったりしたものの、マックス・フェルスタッペンが優勝し
連勝記録を「9」に伸ばし、レッドブルは今シーズン13連勝、去年からの通算
では14連勝になりました。(サンマリノが豪雨で中止になったため、14戦目
になっていますが、今年の実際のレースは13戦です)
スタート直前から雨が降り、タイヤ交換の後には一時的にセルジオ・ペレスが
首位になりましたが、再度のタイヤ交換の際にマックス・フェルスタッペンが
先頭に立って、そのまま優勝しました。
ウィリアムズのローガン・サージェントは16周目にクラッシュ。
ノーポイントが続いているのに対し、アレクサンダー・アルボンは8位を確保
していますから、2024年はシートを失うことになりそうです。
アルピーヌに移籍してから、あまり目立たなくなっていたピエール・ガスリー
が久し振りに3位入賞ということで表彰台に上がりました。
ピエール・ガスリーは好きなドライバーなので、もっと活躍して欲しい人では
あるのですが、今回のようにカオス気味な状況にならないと、アルピーヌには
勝ち目がないのが現状なので、2026年にアストンマーティン・ホンダが始動
する時には、角田裕毅とピエール・ガスリーのコンビになれば良いなと勝手に
思っています。その頃にはランス・ストロールは引退していると思うので。
雨によって多くのチームがリズムを狂わされた感じですが、そんな中でも冷静
に状況を見極め、路面がドライコンディションになったのと同時に、トップに
出た後、2着に約3秒以上の差を付けて優勝したマックス・フェルスタッペンは
当分の間は連勝記録を続けるような気がします。
決勝の順位は以下の通りです。
1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2.フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
3.ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
4.セルジオ・ペレス(レッドブル)
5.カルロス・サインツ(フェラーリ)
6 ルイス・ハミルトン(メルセデス)
7.ランド・ノリス(マクラーレン)
8.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
9.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
10.エステバン・オコン(アルピーヌ)
11.ランス・ストロール(アストンマーティン)
12.ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
13.リアム・ローソン(アルファタウリ)
14.ケビン・マグヌッセン(ハース)
15.バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
16.角田裕毅(アルファタウリ)
17.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
以下、リタイヤ
周冠宇(アルファロメオ)
シャルル・ルクレール(フェラーリ)
ローガン・サージェント(ウィリアムズ)
角田裕毅は17番手スタートから挽回して、入賞圏内を走っていましたがチーム
の戦略ミスによりズルズルと順位を落とした上、ジョージ・ラッセルに対する
理不尽なペナルティのため、16位に終わりました。
人種差別だという証拠はありませんが、ペナルティを指摘されるのが、毎度の
ように角田裕毅というのは、ちょっと恣意的なものを感じてしまいます。
次のイタリアGPでは、気分転換してポイント獲得を目指して欲しいです。
骨折したダニエル・リカルドは手術が成功したそうです。早く治ると良いですね。