シェフが目の前で作ってくれる盛岡三大麺(わんこそば、冷麺、じゃじゃ麺)
ローストビーフ、海鮮のびん丼(グラスの中に鮭、いくら、海藻などを混ぜて
あり、それをご飯にかけて食べるもの、宮古の名物らしい)などの料理が並び
ご飯も「銀河のしずく」と「金色の風」という二種類の岩手産米の食べ比べが
出来るという充実したバイキングでした。
これだけのために、このホテルに泊まってもいいぐらい美味しい
あと、岩手県の名物として有名な「福田パン」もあり、牛乳びんで提供される
くずまき高原牧場の牛乳が、蓋を取ると内側に乳脂肪が固まっているぐらいに
濃厚で、めっちゃ美味しい牛乳でした。
旅行割の予約なので美味しい朝食を食べてコストパフォーマンスは最高です。
朝食を食べ過ぎて、チェックアウト時間の11時までだらだらして、盛岡市内の
旧跡とされている岩手銀行赤レンガ館まで歩きました。
歩く途中に「櫻山神社」五穀豊穣は南部藩の合言葉でしょうか。
シーズンにはサケが遡上する中津川
ベレー帽を被った郵便ポストも珍しくなりましたね。
思った以上に距離があり、盛岡駅まで歩いて帰るのは無理です、ということで
バスに乗って盛岡駅まで戻り、バスに乗るとそんなに遠くないんだなと文明の
利器の恩恵に感謝しつつ電車の時間を確認して昼食です。
盛岡まで来て、これちょっとと思いつつ仙台名物牛タンを食べて、普通電車に
乗って花巻空港駅まで、また約30分ほどの移動です。
花巻空港駅に着いてビックリ、事前に確認はしていたものの本当に小さな駅で
元々、在来線に特急は走っていないので電車は全部停まりますが、降りた人が
全部で4人という寂しさでした。元々、花巻空港駅という駅ではなく、別名で
造られた駅でしたが、花巻空港が出来た時に最寄りということで、花巻空港駅
という名前に改名されたようです。
駅にはタクシーが3台ほど待機していましたが、空港まで約4キロの距離があり
1,600円かかるらしいので、300円のバスを待つ人しかいませんでした。
バスに乗って空港に向かう途中で宮沢賢治の生家という看板がありました。
「注文の多い料理店」しか読んだことのない読者が訪ねても、全然嬉しくない
と思うので、行きませんでしたが行った方が良かったかな。
空港に着いてチェックインをして、山形から北上までの地上交通費を精算して
もらいました。これを忘れたら結構痛いことになるので重要です。
ホームページにも書いてないので秘密事項かも知れませんから、最大限の金額
は書きませんが、新幹線を利用しても枠内に収まりました。
帰りは欠航になりませんようにという願いが通じて定刻通りに飛びました。
ということで、いろいろとあった岩手への初旅行でしたが、盛岡はともかくと
して遠野は機会があれば、また行ってみたいです。
初めての岩手県・遠野で民話体験 -12
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