山の中の木々の間を走るのは嫌いじゃありません。むしろ好きかも。
なんだか目に優しい感じで、山間部を走ったのは45分ぐらいだったと思います
が、ああいう電車の移動は時には良いなと思いました。
線路の間に結構大きな石がゴロンと転がっていましたが、影響ないのかな。
仙台に到着して、ようやく最後の交通機関である東北新幹線に乗ります。
せっかく仙台まで来たなら、隣の白石蔵王にある「きつね牧場」に行きたいと
思いましたが、レンタカーの予約と宿泊の予約(19時が最終チェックイン)を
キャンセルするわけにもいかないので、キツネに会うのは、またいつかという
ことで、北上駅を目指します。
仙台発15時40分の盛岡行き「やまびこ63号」で、間には古川、くりこま高原
一ノ関、水沢江刺と四つも駅がありまして、駅の間が短くないですかね。
というか、新幹線にそんなに駅って必要なのかな。
ここまでに食べたのは欠航の補償としてもらった金券(一人1,000円)を使い
名古屋空港で調達した、おにぎり1個とサンドイッチ1個のみ。
岩手の美味しいものってなにがあるかな?の当ては完全に外れています。
ようやく北上駅に到着し、予約していたオリックスレンタカーを借りて、一路
遠野へと向かいました。
走りながら写真は撮れないので写真はありませんが、山の中を無料の高速道路
(遠野までは無料になっていました)を走って遠野に到着。
まずはご飯だということで、道沿いの颯一龍というラーメン屋さんで夕食
看板メニューとされていた「肉ネギラーメン」と、小さめのチャーシュー丼を
食べて、この日のお食事は終了しました。美味しかったですよ。
遠野は食べ物には特に期待はしていなかったので問題なし。
お泊りは、遠野市営の「たかむろ水光園」
公共の宿って、中学生の頃にユースホステルや国民宿舎(死語じゃないか?)
に泊まって以来でしたが、フロントの人も案内をしてくれた人も、いかにもな
公務員という感じではなくて、好感度の高い人でした。
部屋は広くてきれい、窓の外には緑ということで落ち着きます。
トイレも暖房温水洗浄便座で、昔の公共の宿は安いけどボロいのイメージとは
大違いでした。お風呂は太陽光で沸かした省資源タイプ、そーらの湯と名前が
つけられています。温泉ではありませんが、大浴場で尚且つ人がいなかったと
いうことでだらだら出来ました。平日だからというのもあるかと思います。
※ 9時半までは立ち寄り湯を営業しているので、宿泊している人はそれ以降に
行けば、がら空きで入れるはずです。(休前日はわかりません)
なにもないのも寂しいので、チェックイン後に国道沿いまで出かけて、お菓子
と飲み物を買いに行きましたが、途中の道で鹿が道路に立っていてビックリ
避けようとしたら車の方に向かってきて、鹿と衝突かという事態に。
その帰りには草むらに逃げ込むウサギもいて、天然サファリパークでした。
ほぼ一日移動で終わった、遠野の夜は静かに更けて行きました。
座敷童は出てきませんでしたね、残念ながら。
初めての岩手県・遠野で民話体験 -3
- トラベル