- モータースポーツ
バルテリ・ボッタスは複数年契約を結んでいますが、周冠宇は単年契約とされ
アウディチームになる頃にはドライバーも完全に代わっている可能性は高いと
思いますが、2023年以降のランキング次第では、二人共が残留し続けることが
無いとは言い切れないので、毎年が真剣勝負のチームと言えそうです。
ハースは、2月12日にシルバーストンサーキットでシェイクダウンを実施して
いるものの、ドライバーは昨年から在籍しているケビン・マグヌッセンのみで
新たに加わったニコ・ヒュルケンベルグは乗らなかったようです。
ウイリアムズチームと同じく、ミック・シューマッハが何度かクラッシュして
マシンの修理費にかなりの金額がかかったようですが、今年はマシンの破壊は
少なく済みそうですし、スポンサーも大口スポンサーを見つけたみたいなので
金銭面ではちょっと余裕が出来るかも知れません。
2023年型のマシンは「VF-23」で、フェラーリと同じく今年の「23」が車名
に入れられています。去年はそこそこに成績が良かったので、今年は去年以上
の上積みが期待されていることでしょう。
そして去年のチャンピオンチームのレッドブルレーシングですが、2月10日に
シルバーストンサーキットでシェイクダウンを実施しています。
マックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスがドライブして、去年17勝を
挙げたRB18の後継車である「RB19」が、今年もチャンピオンシップをリード
することが出来るかをお試ししたようです。
マックス・フェルスタッペンのコメントは慎重で、去年と同じく22戦中17勝の
去年以上に勝てる気がするという話は出てこなくて、充分な力を発揮できるか
どうかはわからないという曖昧なものですが、絶対に優勝が可能だと断言する
よりも、現状を正しく認識して、合同テストまでに完成させることが重要だと
示唆しているようにも受け取れるコメントです。
普通に見れば、レッドブル、メルセデス、フェラーリの三強に、アルピーヌが
割って入るように思いますが、まだわかりませんからね。
最後に、まだ実車の走行をしていないのがマクラーレン。
実車の発表会は2月13日に行われ、60周年を記念して「MCL60」という車名に
決まったことはわかりましたが、実際に走っているシーンはまだありません。
来週のバーレーン合同テストまでは見せないのか、その前にシェイクダウンの
様子を公開するのか、その辺りは全く分かりませんが、ダニエル・リカルドの
後任(押し退けた感覚が強いですが)のオスカー・ピアストリの発言の内容で
相当の自信があるような感じはします。
また、シェイクダウンの様子がわかれば記事にするようにします。
2026年からは再びホンダと組むという噂もあるので、マクラーレンは要注目の
チームになっています。マクラーレンもそれなりに反省したみたいですね。