愛する男性を絞め殺した挙句、その男性の男性器(陰茎)を切り取って、肌身
離さず持ち歩くという壮絶な事件を起こして逮捕された、阿部定という女性の
通称「阿部定事件」を、純粋な愛の物語として描いたのが、この作品です。



大島渚監督が、全編ハードコア(実際に性行為をする)撮影されたため日本の
スタジオで撮影することが出来ず、フランスとの合作という形になっています
が、紛れもなく大島渚監督の作品てあり、カンヌ映画祭での非常に高い評価を
受けた作品です。(愛の国フランスならではの評価という見方もあります)

多くの人が知っていると思いますが、簡単に阿部定事件をまとめますが、実話
の部分ではなく、あくまでも映画の中の設定で話をしていきますね。