確率的はとても低いのですが、日本GP(鈴鹿)で優勝することが出来た場合は
シャルル・ルクレールの着順に関係なくワールドチャンピオンが確定します。
ただ、ライバルの故障やクラッシュしたことで、二連覇を達成できたとしても
あまり喜ばしいことではないように思うので、シャルル・ルクレールが全力で
レースを戦った上で、ワールドチャンピオンになることを望みます。
ただ、ライバルの故障やクラッシュしたことで、二連覇を達成できたとしても
あまり喜ばしいことではないように思うので、シャルル・ルクレールが全力で
レースを戦った上で、ワールドチャンピオンになることを望みます。
フリー走行の1回目、2回目は雨ということで、フルパワーで走るようなマシン
はありませんでしたが、フリー走行の3回目と予選が行われた土曜日は気温は
低めでしたが晴天に恵まれたので、鈴鹿のコースを目一杯走るマシンの様子を
観ることが出来ました。
マックス・フェルスタッペンが鈴鹿サーキットでポールポジションを獲得した
のは今回が初めてで、昨年、ホンダエンジンでワールドチャンピオンになって
から、ホンダの地元のファンの前で走ることを楽しみにしていると言っていた
だけに予選結果に満足していることでしょう。
セルジオ・ペレスも予選で4番手になったことで、2番手、3番手のフェラーリ
にプレッシャーをかけてレッドブルの1-2も圏内に入っています。
予選結果
1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
3.カルロス・サインツJr.(フェラーリ)
4.セルジオ・ペレス(レッドブル)
5.エステバン・オコン(アルピーヌ)
6.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
7.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
8.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
9.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
10.ランド・ノリス(マクラーレン)
11.ダニエル・リカルド(マクラーレン)
12.バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
13.角田裕毅(アルファタウリ)
14.周冠宇(アルファロメオ)
15.ミック・シューマッハ(ハース)
16.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
17.ピエール・ガスリー(アルファタウリ)
18.ケビン・マグヌッセン(ハース)
19.ランス・ストロール(アストンマーティン)
20.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
同じくホンダの地元に凱旋した角田裕毅とチームメイトのピエール・ガスリー
は予選前に交換したブレーキの素材に問題があったため、マシンの最大の能力
を引き出すことが出来なかったということで、角田裕毅が13番手、ブレーキを
踏むたびにフロントホイールがロックしたピエール・ガスリーは17番手で予選
を終えたため、決勝でのポイント獲得は難しい状況になりました。
シューマッハは何がしたかったのでしょうね?シートを失うことの嫌がらせ?
フリー走行で存在感を示していたメルセデスは、ルイス・ハミルトンの6番手
までが限界という感じで、まだ昨年のような強さはありません。
それでもメルセデスからね、2023年はメルセデスの逆襲がありそうです。
ピエール・ガスリーには朗報だと思いますが、アルピーヌへの移籍が確定して
正式な発表がありました。日本のフォーミュラジャパンに参戦して台風による
中止がなければ年間チャンピオンになっていたかも知れない頃から、追っかけ
まではしませんが、注目していたドライバーの移籍は寂しく感じます。
が、戦闘力ではアルファタウリよりも高い、と思われるアルピーヌへの移籍に
なるわけですから、表彰台に上がる可能性は高くなりそうですので、来年には
レッドブルのライバルとしてマックス・フェルスタッペンに挑む姿が見られる
ことになりそうです。
本当はレッドブルへの昇格を望んでいたようですが、セルジオ・ペレスの活躍
で2024年までは少なくともレッドブルのシートが空かないことは間違いないと
いうことで、フランスが地元の有力チームである、アルピーヌから誘われたら
断る理由はないですからね、ピエール・ガスリーの選択が間違っていなかった
ことを来年は証明してくれると思います。