このサマーホリデーの間に、来年の契約の交渉が秘密裏に進められたり、過去
にはピエール・ガスリーがレッドブルからトロロッソ(現アルファタウリ)に
降格になったりしたことがあるので、現時点でノーポイントのウィリアムズの
ニコラス・ラティフィなどボーダー線上のドライバーには、呑気な夏休みとは
言えないかも知れませんね。
角田裕毅もせっかく評価が上がってきていましたが、イギリスGPで、チームの
ポイントをゼロにするミスをしたので、もう次はないぞ!と厳しい目線がある
ということですからね、オーストリア、ハンガリーで挽回したいところです。
オーストリアは、2019年にレッドブルと組んだホンダが初勝利を決めた場所
であり、ホンダの高地向けのターボチャージャーが有効に活用される場所でも
あるということで、ヘルムート・マルコは今年も期待しているみたいですね。
現時点ではフリー走行1回目のタイムしか分かりませんが、フリー走行で1位に
なったのはマックス・フェルスタッペンでした。
1.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
3.ジョージ・ラッセル(メルセデス)
4.セルジオ・ペレス(レッドブル)
5.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
6.ケビン・マグヌッセン(ハース)
7.カルロス・サインツ(フェラーリ)
8.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
9.ミック・シューマッハ(ハース)
10.角田裕毅(アルファタウリ)
毎回、同じようなメンバーが上位にいますが、オーストリアでは、スプリント
レースが行われるため、次は2回目のフリー走行ではなく、スプリントレース
のための予選が行われます。
スプリントレースの予選が行われて1日目が終了。
2日目はフリー走行の2回目が行われた後、スプリントレースが行われて、その
順位が決勝のスターティンググリッドになりますので、スプリント予選は割と
重要かつ決勝レースのスタートを有利にするための真剣勝負です。
フリー走行1回目の速さが見せられれば、マックス・フェルスタッペンが決勝
のスタートでポールポジションを獲得することが出来そうな気がします。
2022年・F1-GP第11戦 オーストリアGP
- モータースポーツ