2度目の優勝、セルジオ・ペレスが2着という結果に終わりました。
ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、前回まで
の燃料ポンプ系のトラブルが心配されたものの、全く危なげなくタイヤ交換時
に順位を譲ることも無く、さらにファステストラップも達成したため完全優勝
ということになります。
ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、前回まで
の燃料ポンプ系のトラブルが心配されたものの、全く危なげなくタイヤ交換時
に順位を譲ることも無く、さらにファステストラップも達成したため完全優勝
ということになります。
2番手からスタートしたシャルル・ルクレールは、セルジオ・ペレスがタイヤ
を交換した直後は2番手に浮上したものの、特に抵抗することも無くペレスに
抜かれて3番手を走行し、終盤になって単独スピンという失態により、順位を
落として6位でフィニッシュということで、獲得したポイントは8ポイント。
前日のスプリントの7ポイントと合わせて15ポイントとなり、前回までの合計
71ポイントと加算すると86ポイントということになります。
マックス・フェルスタッペンは、今回の優勝で25ポイント、スプリントの優勝
の8ポイントとファステストラップポイントの合計で34ポイントになります。
前回までに2回のリタイアがあり25ポイントなので加算して59ポイントになり
シャルル・ルクレールとの差は27ポイントになりました。
セルジオ・ペレスは前回までに30ポイントあったので、決勝2着の18ポイント
とスプリント3着の6ポイントで24ポイントを加算して54ポイントです。
フェラーリはシャルル・ルクレールが6着で、カルロス・サインツがリタイア
していますので、コンストラクターズは15ポイント加算の119ポイントです。
レッドブルが55ポイントに、58ポイントが加算されて113ポイントと、大量に
ポイントが加算され、コンストラクターズポイントは接戦になってきました。
燃料ポンプのトラブルが続けば、今年はフェラーリの独走になったと思います
が、ホンダの技術者が修正できたという話なので、やっぱりホンダは数年内に
F1に戻るべきですよ。技術力を維持向上できるのは、やはり現場でしょう。
メルセデスはジョージ・ラッセルが4位で入場したもののルイス・ハミルトン
は14着と、去年までの王道が夢幻だったような低調ぶりで、トト・ヴォルフが
屈辱的な経験だというのもわかります。新しいレギュレーションとメルセデス
は相性が悪いとか言われますが、他のチーム、特に弱小チームだったハースの
大きな進歩がある以上、対応の失敗以外の何物も無いのですから、これからの
18戦で、どこまで修正できるかがトップチームの見せ場だと思います。
最後に、アルファタウリの角田裕毅が7位に入賞しました。
ピエール・ガスリーは挽回できずに13着でしたが、若者の成長でしょうかね。
これでポイントは10ポイントになり、去年の32ポイントの約1/3を、4/23回の
レースで稼いだことになります、現在のペースで23戦を完走したと想定したら
58ポイント程度を獲得できる計算になり、年間ランキングの12位ぐらいには
入れる計算になりますので、2023年以降もF1に残れそうな感じです。
今シーズンは展開次第では表彰台に上がれるかも知れませんね。