ただ、マックス・フェルスタッペンとレッドブルチームは、再スタートを予測
してタイヤを履き替えていたわけで、メルセデスのトト・ヴォルフが一方的に
タイトルを盗まれたと主張し続けるのもどうかと思います。
再スタートでマックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトンを追い越して
優勝できなかったとしてもトト・ヴォルフは、再スタートはルールに違反する
と主張するでしょうか？しないと思います。メルセデスが勝っていたとしたら
通常とは違う形でレースは終わったが、どんな条件でもルイス・ハミルトンは
対応が出来る素晴らしいドライバーだと賞賛することでしょう。
という去年の話をいつまでもズルズルと引っ張っても意味が無いので、前向き
に今年の話にしますが、各チームの2022年型マシンの発表予定日が少しずつ
明らかになってきましたね。寒い日々が続きますが、F1の合同テストが近付く
と春が近付いているという感覚なので、単純に嬉しいです。
メルセデス 「W13」を2月18日に発表
アルファタウリ 「AT03」を2月14日に発表
マクラーレン 「MCL36」を2月11日に発表
アストンマーティン 「AMR22」を2月10日に発表
アルピーヌ 「A522」を2月21日に発表
フェラーリ 2月17日に新車を発表しますが、型式は未確定です。
現時点で発表されている中では、アストンマーティンがもっとも早く2022年
の新型マシンを発表することになっています。
新しいレギュレーションに沿ったプロトタイプモデルは、発表されているので
そんなに大きな外見の違いはないかと思いますが、18インチタイヤとの相性や
一昔前のウイングカーのコンセプトを踏襲したようなシャシーなど2021年型
のモデルとは違っている部分もあるので、メルセデスとレッドブルの一騎打ち
ではないシーズンが始まることになるかも知れません。
ハース、アルファロメオ、ウィリアムズ、レッドブルは、まだ2022年の新車を
発表する期日は未発表ですので、現時点ではわかりませんが、ウイリアムズも
以前のように資金不足はないので、そんなに大きな差はないと思います。
追記：
アルファロメオ 「C42」を2月27日に発表
フェラーリ 「F1-75」を2月17日に発表
※マシンの形式名が発表されました。
レッドブル 「RB18」を2月9日に発表