で今年の1位はカタール航空になりました。
AirlineRatingsの評価基準は、まず安全評価が7つ星であることが条件のために
アフリカやアジア地域のリージョナルエアラインは基準外になります。
インドやインドネシアの国内航空会社では数年に一回、パイロット同士が喧嘩
をしたとか、定期航空免許が偽造だったとかのトラブルで運航停止になったり
整備ミスや部品の締め忘れで事故が起きたりしているので、当然、そのような
安全性に問題のある航空会社は除外されます。
さらに安全基準、機齢、投資評価、乗客かの投稿をフィードバックされた結果
などの11項目をポイント化して決められます。
コロナ禍ということで、昨年から今年にかけては大半の航空会社が運航便数を
大きく減らしていますが、そんな中であっても運航を継続したことと、客室の
革新性、サービスレベルが評価されてカタール航空が1位になりました。
2位はニュージーランド航空で、毎年トップ3を競っている会社なので、やはり
特徴的な強みを持っているわけですが、ニュージーランド航空の最大の強みは
世界の航空会社の中で最高だと評価されているプレミアムエコノミーの存在で
今回もベストプレミアムエコノミー賞を受賞し、さらにベストエコノミー賞も
受賞したことで2位になりました。
3位はシンガポール航空で、こちらも毎年トップ3を競っている会社ですね。
個人的に利用した感想としては日本航空の方が好きですが、シンガポール航空
の強みはビジネスクラスなので、評価されているサービスは経験していないと
いうことになるので、個人の評価は参考にならないかも知れません。
それ以下、日本のリクルート社がエイビーロードで実施している、読者相手の
アンケートとそんなに違いはありませんが、アメリカの航空会社は評価が低い
というのも毎度のことで、今回はユナイテッド航空だけがトップ10内に入って
いるのが目立つところですかね。
以下、順位
1位:カタール航空
2位:ニュージーランド航空
3位:シンガポール航空
4位:カンタス航空
5位:エミレーツ航空
6位:キャセイパシフィック航空
7位:ヴァージン・アトランティック航空
8位:ユナイテッド航空
9位:エバー航空
10位:ブリティッシュ・エアウェイズ
11位:ルフトハンザ・ドイツ航空
12位:全日本空輸(ANA)
13位:フィンエアー
14位:日本航空(JAL)
15位:KLMオランダ航空
16位:ハワイアン航空
17位:アラスカ航空
18位:ヴァージン・オーストラリア
19位:デルタ航空
20位:エティハド航空
香港のキャセイパシフィック航空も、毎年上位に入っていますが過去に乗った
経験では定刻に出発したことはありませんし、機内エンタメシステムが故障で
使えなかったこともありますし、座席がヘタってリクライニングをしていない
にも関わらず、前の座席ではなく天井しか見えなかったこともありましたから
個人的には全く同意できません。
後、台湾では古くから中華航空がナショナルフラッグキャリアとして日本にも
便を飛ばしていますが、エバー航空が運航開始してからは評価はいつも正反対
な感じですので、コロナ禍に一定のキリがついて台湾に行けるようになったら
エバー航空を利用してみたいと思っています。
中華航空は過去に名古屋空港(現:県営名古屋空港)で、多くの犠牲者が出た
墜落事故を起こしているので、そのイメージをまだ引きずっています。
個人的に、家から20キロも離れていない場所で大きな事故が起きているために
あの時の大きな衝撃から頭を切り替えるのは、なかなか難しいです。
個人的には日本航空がベストエアラインです。