レースが開催されるのはF1が開催される中でももっとも歴史の古いサーキット
であるシルバーストンサーキットで、周回速度が速いことでも知られます。
去年はメルセデスのルイス・ハミルトンがポールポジションからスタートして
優勝しましたが、今年は五連勝中のレッドブル(マックス・フェルスタッペン
は三連勝)が好調を維持しているので、六連勝も期待できそうです。
今回はF1で初めて導入されるスプリント予選が実施されるため、通常のレース
とは違ったスケジュールで進められることになっていて、金曜日にフリー走行
の一回目が行われた後に、通常ならFP2.FP3の後に行われる予選が、初日から
行われることになります。
この予選で土曜日のスプリント予選のグリッドが決まり、土曜日はフリー走行
の二回目が実施された後に、前日の予選順位で30分間、または17周の周回数の
短い方でスプリント予選が行われて、決勝グリッドが決まります。
スプリント予選の1位から3位までのドライバーには3-2-1ポイントが付くので
決勝のポイントに上積みがされることになりますから、ワールドチャンピオン
を争うマックス・フェルスタッペンとルイス・ハミルトンにとっては少しでも
ポイントが加算できるチャンスですからね、それなりの力の入ったレース展開
を見られるでしょうから、実際にサーキットでレースを見ることが出来る人に
とっては、1回の開催で2回レースを見られてお得という感じです。
フリー走行の1回目はマックス・フェルスタッペンがトップタイムを記録して
オーストリアの優勝の勢いを維持できている感じですが、セルジオ・ペレスは
8番手、ピエール・ガスリーが11番手、角田裕毅が12番手と、その他のホンダ
のドライバーは今一つの出遅れ感があるみたいです。
2番手にマクラーレンのランド・ノリス、3番手にルイス・ハミルトンが続いて
4番手がフェラーリのシャルル・ルクレールと、特にチームとして格別に速い
ということはなく、フリー走行だからということもあるでしょうが、手の内を
見せるほどの本気度は無いのかも知れません。
予選の結果は次回の記事で書くようにします。